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書評掲載

壺中に天あり獣あり

金子 薫  著

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価格 \1,760(税込)         

発行年月 2019年02月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 189p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784065147665
商品コード 1029539998
NDC分類 913.6
書評掲載誌 産経新聞 2019/03/31、毎日新聞 2019/04/21
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029539998

著者紹介

金子 薫(著者):金子 薫(かねこ・かおる)
1990年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学文学部仏文学専攻卒業、同大学院文学研究科仏文学専攻修了。2014年『アルタッドに捧ぐ』で第51回文藝賞を受賞しデビュー。2018年、わたくし、つまりnobody賞受賞。同年、『双子は驢馬に跨がって』で第40回野間文芸新人賞受賞。著書に『鳥打ちも夜更けには』がある。

内容

無限の迷宮を彷徨い続ける青年・光は、有限のホテルが建っているのを発見する。光は支配人として従業員を雇い、客を呼び込むポスターを貼りに行く。迷宮の中でブリキの動物を磨き、修理しながら玩具屋で働く女性・言海は、ポスターを見て、ひとりホテルを目指すことを決意する――。人は生まれ落ちた迷宮から、外に出ることができるのか。小説の根源を問う、若き才能による大胆で緻密な野間文芸新人賞受賞後第一作。


無限の迷宮を彷徨い続ける青年・光。どんなに歩いても、螺旋階段が上下に伸び、廊下が一直線に続くばかりだ。

迷宮からの脱出を断念し、酒に沈んでいた光だったが、ある時、迷宮の中に有限のホテルが建っているのを発見する。光は支配人として従業員を雇い、客を呼び込むポスターを貼るため、再び迷宮へと足を踏み入れる。

迷宮の中でブリキの動物を磨き、修理しながら玩具屋で働く女性・言海は、ポスターを見て、ひとりホテルを目指すことを決意する――。

人は生まれ落ちた迷宮から、外に出ることができるのか。言葉を紡ぎ、世界を作り出すとは、どういうことなのか。創作という行為の根源を問い直す、若き才能による大胆で緻密な野間文芸新人賞受賞後第一作。

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