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松浦 寿輝  著

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価格 \2,530(税込)         

発行年月 2019年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 269p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784065147245
商品コード 1029572795
NDC分類 913.6
書評掲載誌 読売新聞 2019/04/14、日本経済新聞 2019/05/11、朝日新聞 2019/06/01、毎日新聞 2019/12/15、朝日新聞 2019/12/28、日本経済新聞 2022/05/28
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参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029572795

著者紹介

松浦 寿輝(著者):作家・詩人・仏文学者・批評家。東京大学名誉教授。1954年東京都生れ。東京大学大学院仏語仏文学専攻修士課程修了。パリ第III大学にて博士号(文学)を、東京大学にて博士号(学術)を取得。詩集に『冬の本』(高見順賞)『吃水都市』(萩原朔太郎賞)『afterward』(鮎川信夫賞)、小説に『花腐し』(芥川龍之介賞)『半島』(読売文学賞)『名誉と恍惚』(谷崎潤一郎賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞)『そこでゆっくりと死んでいきたい気持をそそる場所』『川の光』、エセー・評論に『折口信夫論』(三島由紀夫賞)『エッフェル塔試論』(吉田秀和賞)『知の庭園 一九世紀パリの空間装置』(芸術選奨文部科学大臣賞)など多数。2012年東大大学院教授を辞職、執筆に専念する。

内容

神か、けだものか。アラカシの枝の股から滲みだし、四足獣のかたちをとった「それ」は、予知と記憶のあいだで引き裂かれながら、荒廃した世界の風景を横切ってゆく。死体を満載した列車、空虚な哄笑があふれるカジノ、書き割りのような街、ひとけのない病院、廃墟化した遊園地。ゆくてに待ち受けるのは、いったい何か?世界のへりをめぐるよるべない魂の旅を描く傑作小説。

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