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イデオロギーと日本政治~世代で異なる「保守」と「革新」~
遠藤 晶久,
ウィリー・ジョウ
著
発行年月 |
2019年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
276p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/政治学/政治学一般 |
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ISBN |
9784787719034 |
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商品コード |
1029580656 |
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NDC分類 |
312.1 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2019年03月4週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2019/06/15 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029580656 |
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著者紹介
遠藤 晶久(著者):1978年生まれ。早稲田大学社会科学総合学術院准教授。博士(政治学)。
ウィリー・ジョウ(著者):1979年生まれ。早稲田大学政治経済学術院准教授。
内容
維新は「革新」、共産は「保守」。
これは、日本の若年層が抱く各政党のイデオロギー認識である。つまり、彼らにとって「革新」とは、改革を意味しており、決して「左」と同意義の言葉ではない。
さらに、若年層では「保守」「革新」のイデオロギー対立軸も共有されておらず、日本人が政治を語る上での共通認識語であった「イデオロギー・ラベル」が通用しないという状態が起こっている。
日本人のイデオロギー認識はいつから変わったのだろうか?
著者である遠藤とジョウは、30年にわたる世論調査の結果を分析し、日本人のイデオロギー認識がどのように変化していったのかを検証した。
日本人の考えるイデオロギーの意味について、考えるきっかけになる。
当該論文発表時から、歴史社会学者の小熊英二氏や政治学者の中島岳志氏らが注目し、朝日新聞、中央公論など、各誌で紹介された研究がついに書籍化した。
55年体制の終焉とともに大変革期に入った日本政治を、イデオロギーと世代間ギャップから検証した話題作。