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超孤独死社会~特殊清掃の現場をたどる~

菅野久美子  著

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価格 \1,760(税込)         

発行年月 2019年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 284p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/社会学/社会問題・社会運動
ISBN 9784620325767
商品コード 1029629173
NDC分類 368
基本件名 孤独死
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2019年04月4週
書評掲載誌 朝日新聞 2019/05/04、毎日新聞 2019/05/19、日本経済新聞 2019/06/01
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029629173

内容

孤独死、年間3万人。凄惨な死の現場の原状回復を手がけるのが、特殊清掃人だ。
近い将来、孤独死は日本全体を巻き込む大問題となる。そして、特殊清掃の世界を知ることは、私や本書の読者であるあなたの未来を知ることでもあるのだ。
だから、たとえ目をそむけたくなる場面があっても、最後まで希望を捨てずにお付き合いいただきたい。他人事ではない無縁・多死社会の現実が、ここにある。

特殊清掃、略して〝特掃〟。遺体発見が遅れたせいで腐敗が進んでダメージを受けた部屋や、殺人事件や死亡事故、あるいは自殺などが発生した凄惨な現場の原状回復を手掛ける業務全般のことをいう。
そして、この特殊清掃のほとんどを占めるのは孤独死だ。
著者の試算によると、わが国では現在およそ1000万人が孤立状態にある。これは、とてつもなく大きな数字だ。
そして、孤独死の8割を占めるごみ屋敷や不摂生などのセルフ・ネグレクト(自己放任)は、〝緩やかな自殺〟とも言われており、社会から静かにフェードアウトしていっている。
誰もが、いつ、どこで、どのように死ぬのかはわからない。けれども、死を迎えるに当たってあらかじめ準備をすることはできる。
死別や別居、離婚などで、私たちはいずれ、おひとりさまになる。そんなときに、どんな生き様ならぬ死に様を迎えるのか。
本書では、特殊清掃人たちの生き様や苦悩にもクローズアップしながら、私たちにとっての生と死、そして現代日本が抱える孤立の問題に徹底的に向き合う。

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