永田　佳之（著者）：聖心女子大学文学部教育学科教授。博士(教育学)。日本国際理解教育学会副会長、開発教育協会評議員などを務める。共著に「新たな時代のESD」など。

★★★SDGs（持続可能な開発目標）のNo.13「 気候変動」！★★★

2018 年の夏に日本を襲った、かつてないレベルの猛暑や台風といった異常気象。
温暖化の問題は、日本だけではなく地球規模の課題として、海外では先行して取り組みがはじまっています。
そのひとつの武器となるのが「教育」です。

この本では、日本ではあまり知られていない世界の最前線を伝えるとともに、
個人から、また学校や企業などすべての組織からできる持続可能な未来へと導くアクションをお伝えします。

「気候変動」は誰にとっても他人ごとではありません。
「最近、あつくなったなぁ」と感じたことのある人、
環境の変化に不安を感じたことのある人、
地球規模の課題といわれてもどうしたらよいかわからない人、
個人から企業、政府まであらゆるところとつながっています。

１人の100歩より、100人の１歩。
まずはできることからはじめてみませんか？


目次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
プロローグ　日本ではあまり知られていない世界の動き　
2015年9月 ニューヨーク／2015年12月 パリ／COP21後の動向

第１章　「気候変動」を理解する
気候変動とは／気候変動はどうして起きるのか／気候変動による影響／気候変動教育の国際的な潮流／気候変動教育を構成する適応と緩和
･･････ほか

第２章　個人でできるアクション
水・食／エネルギー／ゴミ／ファッション／経済／小さく堅実な暮らし
･･････ほか

第３章　組織でできるアクション
幼稚園／小学校／中学高校／大学／企業／政府／地域と家庭
･･････ほか