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書評掲載

ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集

斉藤倫  著

高野文子  イラスト
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価格 \1,320(税込)         

発行年月 2019年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 158p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784834084573
商品コード 1029788702
NDC分類 911.5
基本件名 詩(日本)
書評掲載誌 読売新聞 2019/06/09
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029788702

著者紹介

斉藤倫(著者):斉藤倫 1969年生まれ。詩人。2004年『手をふる 手をふる』(あざみ書房)でデビュー。14年『どろぼうのどろぼん』(福音館書店)で長篇デビュー。同作で、第48回児童文学者協会新人賞、第64回小学館児童出版文化賞を受賞。おもな作品に『せなか町から、ずっと』『クリスマスがちかづくと』(以上福音館書店)、『波うちぎわのシアン』(偕成社)、絵本『とうだい』(絵 小池アミイゴ/福音館書店)、『えのないえほん』(絵 植田真/講談社)詩集『さよなら、柩』(思潮社)、がある。また、『えーえんとくちから 笹井宏之作品集』(PARCO出版)に編集委員として関わる。
高野文子(イラスト):高野文子 1957年生まれ。漫画家。 看護師学校在学中に、同人誌へ漫画の発表を始める。 1982年に漫画家協会優秀賞、 2003年に手塚治虫文化賞を受賞。おもな作品に、作品集『絶対安全剃刀』(白泉社)、『るきさん』(筑摩書房) 、『棒がいっぽん』(マガジンハウス) 、『黄色い本 ジャック・チボーという名の友人』(講談社) 、『ドミトリーともきんす』(中央公論新社)、絵本『しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん』(福音館書店)などがある。

内容

きみはいつものように、あけっぱなしの玄関から、どんどんぼくの部屋にあがりこみ、ランドセルをおろしながらこういった。「せんせいが、おまえは本を読めっていうんだ。ことばがなってないから」。ぼくは一冊の詩集をきみに手渡す。「ここんとこ、読んでみな」。詩は、おもしろい。そして、詩はことばを自由にし、ことばはわたしたちを自由にする。20篇の詩を通して、詩人斉藤倫と楽しみ、考える、詩のことそしてことばのこと。

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