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直観の経営~「共感の哲学」で読み解く動態経営論~

野中 郁次郎, 山口 一郎  著

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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2019年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 365p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/社会科学/経済学/経済学説・経済思想
ISBN 9784046024909
商品コード 1029879603
NDC分類 335.04
基本件名 経営
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2019年05月1週
書評掲載誌 日本経済新聞 2019/06/08
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029879603

著者紹介

野中 郁次郎(著者):1935年東京都生まれ。58年早稲田大学政治経済学部卒業。カリフォルニア大学バークレー校経営大学院にてPh.D.取得。現在、一橋大学名誉教授、早稲田大学特任教授、日本学士院会員。2017年カリフォルニア大学バークレー校経営大学院より「生涯功労賞」を受賞。主な著書に『失敗の本質』(共著、ダイヤモンド社)、『知識創造経営のプリンシプル』(共著、東洋経済新報社)、“The Knowledge-Creating Company” (共著、Oxford University Press)などがある。

山口 一郎(著者):1947年宮崎県生まれ。74年上智大学大学院哲学研究科修士課程修了後、ミュンヘン大学哲学部哲学科に留学。79年ミュンヘン大学にてPh.D.(哲学博士)取得。94年ボッフム大学にて哲学教授資格(Habihtation)取得。96~2013年まで東洋大学教授、現在、東洋大学名誉教授。主な著書に『現象学ことはじめ』(日本評論社)、訳書にエドムント・フッサール『間主観性の現象学』(共監訳、ちくま学芸文庫)などがある。

内容

「まさに経営学で起こっているのは『フッサールの危機の再現』であるように思えてなりません。だからこそ経営学自体をいったん現象学がいう『カッコに入れる』必要がある。(野中氏)

なぜいま経営学と現象学なのか? 先の読めないVUCA時代のなかでリベラルアーツの大切さが語られるが、そこで求められているのは、ファッションではない本物の教養である。

論理・分析思考の限界を超える「本質直観」をどう身につければよいのか? そのためにビジネスパーソンが知るべきは何か?

現象学的還元、暗黙知と受動的綜合の関係、SECIモデル、AIと経営から、物語り戦略まで……圧倒的な知識量と揺るぎない信念に基づいて展開される、経営に携わるすべての人に向けた書。 


【推薦】
「経営学の神様」と一流哲学者による究極の一冊! 
AI、デザイン思考、イノベーション……すべての根底は本書にある――入山章栄(早稲田大学ビジネススクール准教授)

無意識の力を理論化し、実践に導く唯一無二の書――茂木健一郎(脳科学者)


【目次】
対談 経営学を「カッコ」に入れよ   

第1部 なぜ現象学はすごいのか 山口一郎
第1章 現象学は欲張りな学問  
第2章 本質直観という方法  
第3章 先入観を「カッコ」に入れる  
第4章 感覚と知覚は何が違うか  
第5章 「現在」の成り立ちを問う  
第6章 現象学・脳科学・仏教  
第7章 二重の相互主観性 

対談 戦略とは「生き方」である 

第2部 現象学的経営学の本質 野中郁次郎
第8章 SECIモデル
第9章 相互主観をどう育むか
第10章 集合本質直観の方法論 
第11章 「物語」と「物語り」
第12章 本質直観の経営学
  
対談 日本人の集合本質直観の力

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