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流れといのち~万物の進化を支配するコンストラクタル法則~
エイドリアン・ベジャン
著
柴田 裕之
翻訳
発行年月 |
2019年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
401p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/科学社会学・科学技術史・科学哲学
/科学社会学・科学技術史・科学哲学:概論 |
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ISBN |
9784314011679 |
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商品コード |
1030351808 |
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NDC分類 |
401 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2019年06月3週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2019/06/09 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030351808 |
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著者紹介
エイドリアン・ベジャン(著者):1948年ルーマニア生まれ。マサチューセッツ工科大学にて博士号(工学)取得。デューク大学教授。2018年ベンジャミン・フランクリン・メダルを受賞。著書に「流れとかたち」など。
内容
前作『流れとかたち』で強力なインパクトを与えた熱力学界の鬼才ベジャンが、
富の流れや政治経済から生命と進化まで、万物の諸相に斬新な視座を与える第2弾!
「すべては、より良く流れるかたちに進化する」――この物理の第一原理を、
著者は「コンストラクタル法則」と名付けて1996年に発表した。
「生物・無生物を問わず、すべてのかたちの進化はコンストラクタル法則が支配している」
と突然言われても、すぐに理解して受け止めるのは難しい。
熱力学界では第一級ながら世間では無名に等しい工学者が突如提唱した革命的な理論には、
世に受け入れられるまでに時間が必要だった。
以来20余年、著者エイドリアン・ベジャンのコンストラクタル法則は学術界に認められ、
2018年にベンジャミン・フランクリン・メダルを受賞するに至った。
* * *
本書でベジャンは「生命」「進化」を、物理の視点で語る。
生命という定義には生物も無生物も関係ない。
動きながら自由に変化している=流れているものが生命だ。
流れが尽きた系には終焉(死)が訪れる。
生命とは、より長く生きたい、食物や暖かさ、力、動き、
他の人々や環境に自由にアクセスしたいという衝動なのである。
そしてベジャンはコンストラクタル法則の導きを元に、
確固たる自信をもって、より良い未来へ向かう世界を提示する。
痛快なベジャン節が快刀乱麻を断つ、目からウロコの物理法則!
前作同様ビジネスパーソンにも大注目の一冊!
* * *
【前作『流れとかたち』への賛辞】
鎌田浩毅(京都大学大学院教授)
「クリエーティブの最先端はまさにここにある。(中略)
きわめて斬新な理論を恐れることなく展開する力強さに感動しながら、
本書を一気に読み終えた」(「PRESIDENT ONLINE」 2013.12.2)
神田昌典(経営コンサルタント)
「すべてのビジネスリーダー必読、衝撃の一冊!」
土井英司(ビジネスブックマラソン編集長)
「今年一冊だけしか読めないなら、間違いなくこの本だ」