外来で行う子宮頸がん・体がん診断
宇津木 久仁子, 杉山 裕子 著
内容
目次
Part Ⅰ がん検診 Chapter 1 がん検診とは がん検診 がん検診の種類 [Column] 「健診」と「検診」の違い Chapter 2 婦人科がん検診とは [Column] 「子宮がん検診異常なし」の功罪 [Column] 細胞診専門医とは Chapter 3 子宮頸がん検診(対策型)とは [Column] 最新の「有効性評価に基づく子宮頸がん検診ガイドライン(2019年)」で新たに記載された内容 Chapter 4 子宮頸がん検診(対策型)のワークフロー 問診 視診 子宮頸部の細胞採取 内診 精密検査 [Column] 痛くない子宮頸がん検診を心がける Chapter 5 子宮体がん検診(対策型)とワークフロー 子宮体がん検診(対策型) [Column] リンチ症候群(Lynch症候群)とは 問診時の注意点 内診時の注意点 子宮内膜細胞採取法 精密検査 [Column] 子宮内膜細胞診の検出感度に関して Part Ⅱ 子宮頸がんの診断 Chapter 1 子宮頸がんの診断とは 子宮頸がんとは 子宮頸がんの診断 Chapter 2 子宮頸部細胞診とは 細胞診 子宮頸部細胞診 [Column] 子宮頸部前癌病変の分類について Chapter 3 適切な子宮頸部細胞の採取部位とは 閉経前 閉経後 Chapter 4 適切な子宮頸部細胞採取器具と手技とは 子宮頸部細胞採取器具 採取器具別子宮頸部細胞採取法(手技) [Column] Jフィットブラシとサーベックスブラシの違い Chapter 5 適切な子宮頸部細胞の検体処理法とは 細胞塗抹と固定法 [Column] 検体処理法 Chapter 6 ベセスダシステム(子宮頸部擦過細胞診報告様式)とは ベセスダシステムと日母クラス分類の違い Chapter 7 不適正検体とは(器具・年齢による細胞採取量の違い) 不適正検体 年齢・採取器具による細胞採取量の違い Chapter 8 ASCとは 意義不明な異型扁平上皮細胞(ASC-US)とは 高度扁平上皮内病変を除外できない異型扁平上皮細胞(ASC-H)とは [Column] エストリール腟錠の効果 Chapter 9 AGCとは 特定不能な異型腺細胞(AGC-NOS)とは 腫瘍性を示唆する異型腺細胞(AGC-FN)とは Chapter 10 子宮頸管内病変の注意点 子宮頸管内病変の症例 Chapter 11 HPV検査とは HPVについて HPV検査とは [Column] なぜHPVワクチン受診勧奨が進まないのか~産婦人科の立場から~ Chapter 12 HPV検査の実施法 HPV検査の実施法 HPV検査の手技 [Column] たかが内診,されど内診 診察の順序 Chapter 13 コルポスコピー ねらい組織診 [Column] コルポスコピーのヒント コルポスコピーはどういうときに使うのか Chapter 14 コルポスコピーの方法 SCJと移行帯の位置 コルポスコピーの実際 Chapter 15 所見の書き方,記録の残し方 総合評価 正常所見(酢酸加工,グリーンフィルターも含め) 異常所見 浸潤癌所見(IC) 非特異的所見 その他の非癌所見 Chapter 16 組織採取の器具(生検鉗子の選び方) 平坦な部位での採取のポイント Chapter 17 コルポスコピー下での最適な生検箇所 組織診後の諸注意 Chapter 18 結果の判定とその後の方針 [Column] 妊娠中のコルポスコピーや組織診の取り扱い 106 Part Ⅲ 子宮体がんの診断 Chapter 1 子宮体がんの診断とは 子宮体がんとは 子宮体がんの診断法 [Column] 妊孕性温存療法とは Chapter 2 子宮内膜細胞診とは 子宮内膜細胞診とは 子宮内膜細胞診と組織診の採取器具 子宮内膜細胞診と組織診の違い Chapter 3 適切な子宮内膜細胞の採取法とは(採取法,手技) 吸引法 擦過法 Chapter 4 子宮内膜細胞採取器具の種類と特徴 子宮内膜細胞採取器具の種類 子宮内膜細胞採取器具(擦過法)の特徴 Chapter 5 適切な子宮内膜細胞の塗抹と固定法とは 適切な子宮内膜細胞の塗抹と固定法とは 器具・年齢による取れ方の違い 検体処理法による細胞像の違い Chapter 6 子宮内膜細胞診報告様式に関して 子宮内膜細胞診報告様式に関して 異型内膜細胞(ATEC)とは Chapter 7 子宮体がん早期発見のコツとは 早期子宮体がんの臨床病理学的特徴 Chapter 8 子宮体がん発生に関する新しい知見 2種類の子宮体がん 2種類の類内膜癌 Chapter 9 超音波による補助 典型的な超音波像 Chapter 10 子宮内膜細胞診で異常がある場合の検査 組織診が必要となる場合 Chapter 11 組織採取の器具と特徴 組織が採取されない場合 細胞診や組織診で子宮穿孔した場合 Chapter 12 組織診の結果の判定とその後の方針 Chapter 13 組織診施行後の留意事項
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