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書評掲載

潜水鐘に乗って

ルーシー・ウッド  著

木下 淳子  翻訳
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価格 \2,970(税込)         

発行年月 2023年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 301p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/イギリス文学
ISBN 9784488011321
商品コード 1037455316
NDC分類 933.7
書評掲載誌 朝日新聞 2024/03/30、読売新聞 2024/04/07
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1037455316

著者紹介

ルーシー・ウッド(著者):ルーシー・ウッド
イギリスの作家。コーンウォール出身、デヴォン在住。エクセター大学で文芸創作を学び、修士号を取得。2012年、『潜水鐘に乗って』を刊行しデビュー。同書でサマセット・モーム賞、ホリヤー・アン・ゴフ賞を受賞し、国際IMPACダブリン文学賞、ディラン・トマス賞の候補となったほか、収録短編「精霊たちの家」はBBC短編小説賞の次点に選ばれた。ほかの著作に長編Weathering(2015)、短編集The Sing of the Shore(2018)がある。
木下 淳子(翻訳):木下 淳子
英米文学翻訳家。慶應義塾大学文学部卒業。訳書に、ジェス・キッド『壜のなかの永遠』、レイ・ペリー『ガイコツと探偵をする方法』『ガイコツは眠らず捜査する』、ペネロペ・ウィリアムソン『運命の夜に抱かれて』などがある。

内容

【サマセット・モーム賞受賞作】
【ホリヤー・アン・ゴフ賞受賞作】

そこは、現実と幻がいともたやすく交わる地。
妖精、巨人、精霊、魔犬……
英国コーンウォールの豊かな伝説を下敷きにした、
ささやかでありながら忘れがたい12の物語

48年ぶりに夫と再会するため、旧式の潜水鐘で海にはいっていく老婦人(表題作)、身体が石になる予兆を感じた女性が過ごす最後の一日(「石の乙女たち」)、やがて巨人になる少年と、人間の少女のなにげない日常のひととき(「巨人の墓場」)、数百年を生き、語るべき話を失いながらも再び物語を紡ごうとする語り部(「語り部(ドロール・テラー)の物語」)……

妖精、巨人、精霊、願い事をかなえる木、魔犬……さまざまな伝説や伝承がいまなお息づく現代の英国コーンウォール地方を舞台に、現実と幻が交錯する日々をあるがまま受け入れ、つつましく暮らす人々の姿を、新鋭ルーシー・ウッドが繊細かつ瑞々しい筆致で描く12編を収録した短編集。訳者あとがき=木下淳子

■目次
「潜水鐘に乗って」
「石の乙女たち」
「緑のこびと」
「窓辺の灯り」
「カササギ」
「巨人の墓場」
「浜辺にて」
「精霊たちの家」
「願いがかなう木」
「ミセス・ティボリ」
「魔犬(ウィシット)」
「語り部(ドロール・テラー)の物語」

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