腎臓内科診療の掟
内容
目次
目 次 1 章 総論:腎疾患の大きな流れをつかむ 1 身体所見でここまでわかる 〈須藤 博〉 2 AKI:尿中バイオマーカーの有用性 〈吉田輝彦 土井研人〉 3 CKD:標準治療の理解と実践 〈岡田浩一〉 2 章 検査:真相にせまる武器 4 尿検査の鉄則 〈佐々木 彰〉 5 尿生化:病態にどこまで迫れるか? 〈古瀬 智〉 6 画像診断:使い分けとピットフォール 〈土師達也 平和伸仁〉 7 腎生検:確定診断の“golden standard”を読み解く 〈坂本絵美 清水 章〉 3 章 水・電解質・酸塩基異常:“能動的”なバランスのとり方 8 溢水(心不全):多彩な利尿薬の使い方 〈小原まみ子〉 9 脱水(腎前性腎不全):高齢者には気をつけよ 〈門脇祐治 寺田典生〉 10 Naの異常:最も難しい生命の“基本” 〈小松 純 白井小百合〉 11 Kの異常:救急電解質代表 〈小西加純 長浜正彦〉 12 Ca,P(CKD-MBD):電解質の“骨組み”を知る 〈副田圭祐 駒場大峰〉 13 Mgの異常:常識を疑え 〈坂口悠介〉 14 酸塩基平衡:病態鑑別のリトマス試験紙 〈熊谷 翔 小林東次郎 今井裕一〉 4 章 糸球体疾患:尿検査異常の原点 15 MCNS:再発と合併症との戦い 〈大瀬貴元〉 16 MN:抗体はどこまでわかったか 〈川村万里子 髙野秀樹〉 17 FSGS:多彩な糸球体病変に隠されたポドサイト障害 〈本間志功〉 18 MPGN(C3腎症):わかってきた新しい病型分類と概念 〈藤井美里 成田一衛〉 19 IgA腎症:最も多い腎炎の診断・治療の進歩 〈李 明峰 鈴木祐介〉 20 PSAGN:代表的感染性腎炎を見極める 〈藤永周一郎 西野智彦〉 5 章 全身疾患:腎臓は体の一部です 21 MPA:予想より多いANCAの意義 〈要 伸也〉 22 IgA血管炎:小児から成人へ 〈嶋田啓基 髙野秀樹〉 23 抗GBM抗体病:基底膜の破壊とは? 〈祖父江 理〉 24 全身性エリテマトーデス:多様性に富んだ自己免疫疾患の代表 〈庭野智子 保田晋助〉 25 強皮症:膠原病科のコンサルトに対応する 〈澤 直樹〉 26 IgG4関連疾患(IgG4-RD):日本で見つかった,新しい概念 〈髙橋直生 岩野正之〉 27 アミロイド:“棘”があります 〈石橋由孝 山田将平 白井綾一〉 28 骨髄腫腎・MGRS:血液内科からコンサルト,paraprotein腎症とは? 〈水野真一〉 29 TMA:分類を整理し,最新の治療に繋げる 〈立枩良崇 丸山彰一 加藤規利〉 30 DKD:大きくまとめる,その意義は? 〈田中哲洋〉 31 良性腎硬化症:古くて新しい疾患概念 〈村田悠輔 阿部雅紀〉 6 章 遺伝性疾患:家族歴からルーツをたど 32 ADPKD〔常染色体顕性(優性)多発性嚢胞腎〕:多発する腎嚢胞は,必ずしも嚢胞腎ではない 〈関根章成〉 33 Alport症候群:コラーゲンの謎を紐解く 〈中西浩一〉 34 Fabry病:電顕なしで確定診断をつける 〈松村実美子〉 35 遺伝子検査:いつ,どのように行うか 〈池田洋一郎〉 7 章 間質疾患:腎機能障 36 尿細管間質性腎炎:ただの「糸球体じゃない部分」にあらず 〈小田原 幹 西 裕志〉 37 尿細管性アシドーシス:水素と重炭酸の力関係 〈鈴木倫子 淺沼克彦〉 38 悪性腎硬化症:“玉ねぎ”を剥きます 〈長田太助〉 8 章 特殊な場合の腎障害:一流のコンサルタント 39 悪性腫瘍:原病ですか? 抗がん薬ですか? 〈和田健彦〉 40 周術期:院内で一目置かれる専門家になる 〈鈴木みなみ〉 41 造影剤腎症,コレステロール塞栓症候群:転ばぬ先の予防策 〈浜崎敬文〉 42 妊娠:一人で二人分を担う母の苦労 〈中里 玲 三井亜希子〉 43 小児:小児と成人の違いによるピットフォールにご用心 〈伊藤秀一〉 44 感染症:多彩な変化と,進化する抗菌薬 〈臼井丈一 野口和之 渡邉めぐみ〉 45 COVID-19:世界的な大問題 〈片桐大輔〉 9 章 腎代替療法:80年前,腎臓病は100% 46 HD:さらに進化する“標準的”治療法 〈植松 光 酒井 謙〉 47 PD:遠隔治療も対応できる究極の在宅医療 〈松尾七重〉 48 Intervention:エコーでできるシャントの管理と治療 〈中村元信〉 49 腎移植:増やすためにはどうするの? 〈金子修三 中島一朗〉 10 章 社会精神的問題:最後は心の 50 CKM:透析をしないという治療 〈守山敏樹〉 索引
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