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書評掲載

北辰の門

馳星周  著

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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2024年01月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 377p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784120057359
商品コード 1037881183
NDC分類 913.6
基本件名 藤原仲麻呂-小説
個人件名 藤原/仲麻呂
書評掲載誌 東京・中日新聞 2024/02/24
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1037881183

著者紹介

馳星周(著者):馳星周
1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒業。出版社勤務を経てフリーライターになる。96年『不夜城』で小説家としてデビュー。翌年に同作品で第18回吉川英治文学新人賞、98年に『鎮魂歌(レクイエム)――不夜城Ⅱ』で第51回日本推理作家協会賞、99年に『漂流街』で第1回大藪春彦賞を受賞。著作多数。近著に『アンタッチャブル』『陽だまりの天使たち ソウルメイトⅡ』『神奈備』がある。

内容

疫病に荒れた世を建て直す救国の英雄か、
古代社会を破壊する稀代の逆賊か。
謎多き人物の実像に、直木賞作家の筆が迫る。

時は天平。都には天然痘が蔓延し、朝廷にて我が世の春を謳歌していた藤原一族も権勢に陰りを見せていた。その中において、ひとり異彩を放つ男がいた。藤原仲麻呂(恵美押勝)。祖父・不比等や父・武智麻呂の血を色濃く受け継いだこの男は、叔母の光明皇后や次代の天皇である阿倍内親王の寵愛を受け、急激に頭角を現していく。だが仲麻呂は、祖父や父も持ちえなかった、危険な野望を胸に宿していた。北辰の門――この国の皇帝となる道を開こうとした男の、鮮烈なる一生。

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