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新刊 書評掲載
丸善のおすすめ度

武器化する経済~アメリカはいかにして世界経済を脅しの道具にしたのか~

ヘンリー・ファレル, アブラハム・ニューマン  著

野中 香方子  翻訳
鈴木 一人  他
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \2,750(税込)         

発行年月 2024年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 343p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/経済学/各国の経済事情・経済史
ISBN 9784296001699
商品コード 1038284080
NDC分類 332.53
基本件名 アメリカ合衆国-経済関係
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2024年04月2週
書評掲載誌 読売新聞 2024/04/21
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038284080

内容

対中半導体輸出規制など、ますます進む「経済の武器化」の行方は?
本書が明らかにしているのは、国際社会における「パワー」とは、単に軍事力や経済力といった目に見えるものだけでなく、通信ネットワークを管理する力、規制を他国に押し付ける力、通貨をコントロールする力である。こうした目に見えない権力は、ともすれば見落とされがちだが、本書は、そうした目に見えない力こそが地政学・地経学的なパワーとなっていることを余すところなく示している。グローバルな文脈では、米中対立が取りざたされ、中国の追い上げによって米国の圧倒的な軍事力や経済力が失われつつあるが、それでもなお米国がグローバルな超大国として君臨し続けられるのはなぜなのか、ということを本書はつまびらかにしている。その意味で、本書は、現代における米国の地経学的パワーを再確認し、それを高く評価しつつ、そのパワーを永続的に発揮するための国際秩序のあり方を示している。(日本語版解説「『武器化した経済』での戦いの勝者は誰か?」より)

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