【ヘルマン医療人類学】

【概要】

[著者]

セシル・G・ヘルマン
Cecil G. Helman

英国ブルネル大学医療人類学教授

[監訳責任者]

辻内 琢也

早稲田大学人間科学学術院教授

[監訳者]

牛山 美穂

大妻女子大学人間関係学部特任講師

 

鈴木 勝己

日本赤十字看護大学看護学部非常勤講師

 

濱 雄亮

東京交通短期大学運輸科専任講師

《医療人類学》の広大なフィールドを一冊に。

健康の文化/病いの文化を考えるためのグローバルスタンダード。

●今日ほど健康と病いへの,そして医療への文化的・社会的要因の影響が注目される時代はない。

●文化人類学研究と医科学的研究の統合として発展してきた医療人類学は,グローバル化する現代社会において医療従事者に求められる「文化を理解し対処する能力」の基盤である。

●『ヘルマン医療人類学』は,「健康・病い・医療・文化」にかかわるあらゆる領域をカバーし,人類学の理論と世界各地の膨大な事例研究が平易な記述でまとめられ,1984年の初版刊行以来,世界40か国以上の総合大学・医科大学・看護大学で教科書として使用されてきた。

●本書第5版では医療と文化をめぐる現代的な課題,すなわちゲノミクス,遠隔医療,移住や移民,HIV/エイズ,肥満と栄養失調,新しい医療技術の発展に関する章が加わり,まさにグローバルスタンダードとして完成された。

●セシル・G・ヘルマンのライフワークであり,一貫した視点から「医療人類学」の広大なフィールドを見渡す本書は,あらゆる臨床における患者理解の手引きとして,また現代の医療と文化・社会を考えるための重厚な入り口として参照されるべき大著である。

ヘルマン医療人類学―文化・健康・病い

金剛出版

ISBN : 978-4-7724-1624-5

B5判/520頁/上製・カバー装

2018年5月刊行予定

【目次】

第1章 医療人類学の視座

第2章 身体 解剖学と生理学の文化的説明

第3章 食習慣と栄養

第4章 ケアと治療 さまざまなヘルスケアセクター

第5章 医師-患者の相互関係

第6章 ジェンダーと生殖

第7章 痛みと文化

第8章 文化と薬理学 医薬品・ドラッグ・アルコール・タバコ

第9章 儀礼 人間は不幸をどのように解決するのか

第10章 異文化間精神医学

第11章 ストレスと苦悩の文化的要素

第12章 移住・グローバリゼーション・健康

第13章 遠隔医療 テレメディスンとインターネット

第14章 新しい身体・新しい自己 遺伝学とバイオテクノロジー

第15章 疫学における文化的要因

第16章 エイズの世界的流行

第17章 熱帯病 マラリアとハンセン病

第18章 医療人類学とグローバルヘルス

第19章 医療人類学における新しい研究方法