【生薬単 改訂第3版】

【概要】

日本薬局方十七改正で加えられた生薬(艾葉・肉蓯蓉・党参・晋耆・丹参・木クレオソート・芒硝)や油脂(椿油・椰子油・ユーカリ油・オリブ油・テレビン油・カカオ脂・カルナウバロウ・牛脂・豚油・ラノリン、他)の増補版!

伊藤 美千穂(京都大学)・北山 隆(近畿大学) 監修 / 原島 広至 著

改訂にあたって

 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法[旧薬事法]) は、日本薬局方を少なくとも10 年ごとに全面にわたって検討し改正するようにと定めている(第41 条)。いわゆる大改正のことである。近年は実際のところ5 年ごとに大改正が行われており、またさら にその5 年の間に追補が2 回発出される。つまり、かなりこまめに、というより“常に”最新の状況に合 わせるように手が加えられ続けているのが日本薬局方である。

 その大改正が告示され、平成28 年4 月に第17 改正日本薬局方(日局17)が公布された。この生 薬単は日局15 の時に初版を上梓し、ありがたいことにこれが好評であったので、日局16 の公布後に その大改正に合わせ改訂した第2 版を出版させていただいた。そして日局17 の公布である。5 年ごと の大改正であるから、生薬単の初版が世の中に出てから10 年(!)が経過したということである。

 この第3 版は、初版出版以降少しずつ撮り貯めたお宝写真や、生薬単のためならと生薬問屋の方 がわざわざ産地から取り寄せてくださった生薬類を撮影したもの、刷新されたコラム等も含め、より 充実した内容になったと思う。

 ただ、改訂するにあたって少々困ったこともあった。それはページ数の調整である。日局に収載され る医薬品の数は改正ごとに増減するが、生薬等に分類される品目数はこのところ増加の一途である。 とくに日局17 では、これまでいわゆる化学薬品の項目に分類されていたアヘンとその製剤類、および 多様な油脂類等が、まとまって生薬等の方に再分類されたため、生薬等の品目数は、改正ごとに増加 する漢方処方エキスやそれらに使用される生薬類の品目数以上に大幅増となったのである。品目数 の増加は生薬単のページ数増加を意味する。ページ数増加は本体価格の上昇に直結するため、これ をなんとかやりくりしようと付録やレイアウトの大幅変更を実施した。

 自分が常に手元に置いて参照したい本にする、というコンセプトに変化はないが、ちょっと新しく なった生薬単改訂第3版をご愛用いただければ幸甚である。

2017 年12 月

伊藤 美千穂

生薬単 改訂第3版(冊子)

丸善雄松堂

ISBN : 978-4-8419-4008-4

2017年12月刊行

【特長】

「生薬単」では、日本薬局方(第十七改正)収載の約187種類の生薬を解説。基原植物や生薬のカラー写真が充実。基原植物の学名の意味を詳しく解説。成分の化学構造式には「空間充填モデル」およびCAS番号を併記。雑学満載のコラムによって生薬がより身近なものになり、生薬学・植物学・薬学への関心が深まります。

【目次】

※白太字部をクリックすると詳細が表示されます。

Chapter 1 高等植物を基原とする生薬

A

Acacia senegal アラビアゴムノキ アラビアゴム[末]→植物の分泌物を基原とする生薬

Achyranthes fauriei ヒナタイノコズチ ゴシツ(牛膝)

Aconitum carmichaeli ハナトリカブト ブシ(附子)[末]

Akebia quinata アケビ モクツウ(木通)

Alisma orientale サジオモダカ タクシャ(沢瀉)[末]

Aloe ferox ケープ・アロエ アロエ(ロカイ)[末]

Alpinia officinarum リョウキョウ リョウキョウ(良姜)

Alpinia oxyphylla アルピニア・オキシフィラ ヤクチ(益智)

Amomum xanthioides アモムム・キサンティオイデス シュクシャ(縮砂)[末]

Anemarrhena asphodeloides ハナスゲ チモ(知母)

Angelica acutiloba トウキ トウキ(当帰)[末]

Angelica dahurica ヨロイグサ ビャクシ(白芷)

Arachis hypogaea ラッカセイ ラッカセイ油(落花生油)→油脂・ろう・その他

Aralia cordata ウド ドクカツ(独活)

Arctium lappa ゴボウ ゴボウシ(牛蒡子)

Arctostaphylos uva-ursi クマコケモモ ウワウルシ[流エキス]

Areca catechu ビンロウ ビンロウジ(檳榔子)

Artemisia capillaris カワラヨモギ インチンコウ(茵陳蒿)

Artemisia princeps ヨモギ ガイヨウ(艾葉)

Asiasarum sieboldii ウスバサイシン サイシン(細辛)

Asparagus cochinchinensis クサスギカズラ テンモンドウ(天門冬)

Astragalus gummifer トラガントゴムノキ トラガント[末] →植物の分泌物を基原とする生薬

Astragalus membranaceus キバナオウギ オウギ(黄耆)

Atractylodes japonica オケラ ビャクジュツ(白朮)[末]

Atractylodes lancea ホソバオケラ ソウジュツ(蒼朮)[末]

Atropa belladonna ベラドンナ ベラドンナコン(ベラドンナ根)[エキス / 総アルカロイド]

B

Benincasa cerifera トウガン トウガシ(冬瓜子)

Bupleurum falcatum ミシマサイコ サイコ(柴胡)

Brassica campestris ナタネナ ナタネ油(菜種油)→油脂・ろう・その他

C

Caesalpinia sappan スホウ/スオウ ソボク(蘇木)

Camellia japonica ヤブツバキ ツバキ油(椿油)→油脂・ろう・その他

Cannabis sativa アサ マシニン(麻子仁・火麻仁)  

Capsicum annuum トウガラシ トウガラシ(蕃椒)[末 / チンキ / サリチル酸精]

Carthamus tinctorius ベニバナ コウカ(紅花・ベニバナ)

Cassia angustifolia チンネベリーセンナ センナ[末]

Cassia obtusifolia エビスグサ ケツメイシ(決明子)

Catalpa ovata キササゲ キササゲ

Cephaelis ipecacuanha トコン トコン(吐根)[末 / シロップ]

Chrysanthemum morifolium キク キクカ(菊花・キッカ)

Cimicifuga simplex サラシナショウマ ショウマ(升麻)

Cinnamomum cassia シンナモムム・カッシア ケイヒ(桂皮)[末 / 油]

Cistanche salsa ホンオニク ニクジュヨウ(肉蓯蓉)

Citrus aurantium サワーオレンジ トウヒ(橙皮)・キジツ(枳実)

Citrus unshiu ウンシュウミカン チンピ(陳皮)

Clematis chinensis サキシマボタンヅル イレイセン(威霊仙)

Cnidium monnieri オカゼリ ジャショウシ(蛇床子)

Cnidium officinale センキュウ センキュウ(川芎)[末]

Cocos nucifera ココヤシ ヤシ油(椰子油) →油脂・ろう・その他

Codonopsis pilosula ヒカゲノツルニンジン トウジン(党参)

Coix lacryma-jobi var. mayuen ハトムギ ヨクイニン(薏苡仁)[末]

Copernicia cerifera カルナウバヤシ カルナウバロウ(~蝋)→油脂・ろう・その他

Coptis japonica オウレン オウレン(黄連)[末]

Cornus officinalis サンシュユ サンシュユ(山茱萸)

Corydalis turtschaninovii チョウセンエンゴサク エンゴサク(延胡索)[末]

Crataegus cuneata サンザシ サンザシ (山査子)

Crocus sativus サフラン サフラン

Curcuma longa ウコン ウコン(鬱金)[末]

Curcuma zedoaria ガジュツ ガジュツ(莪蒁)

Cyperus rotundus ハマスゲ コウブシ(香附子)[末]

D

Digenea simplex マクリ マクリ(海人草) →藻類を基原とする生薬

Dioscorea japonica ヤマノイモ サンヤク(山薬)[末]

Dolichos lablab フジマメ ヘンズ(扁豆)

E

Elettaria cardamomum カルダモン ショウズク(小豆蔲)

Eleutherococcus senticosus エゾウコギ シゴカ(刺五加)

Ephedra sinica シナマオウ マオウ(麻黄)

Epimedium grandiflorum var. thunbergianum イカリソウ インヨウカク(淫洋藿)

Eriobotrya japonica ビワ ビワヨウ(枇杷葉)

Eucalyptus globulus ユーカリノキ ユーカリ油→油脂・ろう・その他

Eucommia ulmoides トチュウ トチュウ(杜仲)

Euodia ruticarpa ゴシュユ ゴシュユ(呉茱萸)

Euphoria longana リュウガン リュウガンニク(竜眼肉)

F

Foeniculum vulgare ウイキョウ ウイキョウ(茴香)[末/油]

Forsythia suspensa レンギョウ レンギョウ(連翹)

Fritillaria verticillata var. thunbergii アミガサユリ バイモ(貝母)

G

Gardenia jasminoides クチナシ サンシシ(山梔子)[末]

Gastrodia elata オニノヤガラ テンマ(天麻)

Gelidium amansii マクサ(テングサ) カンテン(寒天)[末]→藻類を基原とする生薬

Gentiana lutea ゲンチアナ ゲンチアナ[末 / 重曹散]

Gentiana scabra トウリンドウ リュウタン(竜胆)[末]

Geranium thunbergii ゲンノショウコ ゲンノショウコ(現証拠)[末]

Glehnia littoralis ハマボウフウ ハマボウフウ(浜防風)

Glycine max ダイズ ダイズ油(大豆油)→油脂・ろう・その他

Glycyrrhiza uralensis ウラルカンゾウ カンゾウ(甘草)[末 / エキス / 粗エキス]

H

Hedysarum polybotrys ヘディサルム・ポリボトリス シンギ(晋耆)

Hordeum vulgare オオムギ バクガ(麦芽)

Houttuynia cordata ドクダミ ジュウヤク(重薬・十薬)

Hydrangea macrophylla var. thunbergii アマチャ アマチャ(甘茶)[末]

I

Imperata cylindrica チガヤ ボウコン(茅根)

Ipomoea batatas サツマイモ コウイ(膠飴・粉末飴)→マルトースを主成分とするコウイ

J

Jateorhiza columba コロンボ コロンボ[末]

L

Leonurus japonicus メハジキ ヤクモソウ(益母草)

Lilium lancifolium オニユリ ビャクゴウ(百合)

Lindera strychnifolia テンダイウヤク ウヤク(烏薬・天台烏薬)

Lithospermum erythrorhizon ムラサキ シコン(紫根)

Lonicera japonica スイカズラ ニンドウ(忍冬)

Lycium chinense クコ クコシ(枸杞子) / ジコッピ(地骨皮)

M

Magnolia kobus コブシ シンイ(辛夷)

Magnolia obovata ホウノキ コウボク(厚朴)[末]

Mallotus japonicus アカメガシワ アカメガシワ(赤芽柏)

Manihot esculenta キャッサバ コウイ(膠飴・粉末飴)→マルトースを主成分とするコウイ

Marsdenia cundurango コンズランゴ コンズランゴ[流エキス]

Mentha arvensis var. piperascens ハッカ ハッカ(薄荷)[水 / 油]

Morus alba マグワ ソウハクヒ(桑白皮)

Myristica fragrans ニクズク ニクズク(肉豆蔲)

N

Nelumbo nucifera ハス レンニク(蓮肉)

Notopterygium incisum ノトプテリギウム・インキスム キョウカツ(羌活)

Nuphar japonicum コウホネ センコツ(川骨)

O

Olea europaea オリーブ オリブ油(橄欖油)→油脂・ろう・その他

Ophiopogon japonicus ジャノヒゲ バクモンドウ(麦門冬)

Oryza sativa イネ コウベイ(粳米)/コウイ(膠飴・粉末飴)→マルトースを主成分とするコウイ

P

Paeonia lactiflora シャクヤク シャクヤク(芍薬)[末]

Paeonia suffruticosa ボタン ボタンピ( 牡丹皮)[末]

Panax ginseng オタネニンジン ニンジン(人参)[末] / コウジン(紅参)

Panax japonicus トチバニンジン チクセツニンジン(竹節人参)[末]

Papaver somniferum ケシ アヘン(阿片)[末 / 散 / チンキ / トコン散]

Perilla frutescens var. crispa シソ ソヨウ(紫蘇葉・蘇葉)

Peucedanum praeruptorum ペウケダヌム・プレルプトルム ゼンコ(前胡)

Pharbitis nil アサガオ ケンゴシ(牽牛子)

Phellodendron amurense キハダ オウバク(黄柏)[末 / ほか]

Picrasma quassioides ニガキ ニガキ(苦木)[末]

Pinellia ternata カラスビシャク ハンゲ(半夏)

Pinus / Cryptomeria / Fagus マツ属, スギ属, ブナ属他 木クレオソート→油脂・ろう・その他

Pinus マツ属 テレビン油 / ロジン(コロホニウム) →油脂・ろう・その他

Plantago asiatica オオバコ シャゼンシ(車前子) / シャゼンソウ(車前草)

Platycodon grandiflorum キキョウ キキョウ(桔梗根)[末 / 流エキス]

Pogostemon cablin パチョリ カッコウ(藿香・広藿香)

Polygala senega セネガ セネガ[末 / シロップ]

Polygala tenuifolia イトヒメハギ オンジ(遠志)[末]

Polygonatum falcatum ナルコユリ オウセイ(黄精)

Polygonum multiflorum ツルドクダミ カシュウ(何首烏)

Polyporus umbellatus チョレイマイタケ チョレイ(猪苓)[末] →真菌を基原とする生薬

Prunella vulgaris var. lilacina ウツボグサ カゴソウ(夏枯草)

Prunus armeniaca var. ansu アンズ キョウニン(杏仁)[水]

Prunus jamasakura ヤマザクラ オウヒ(桜皮)

Prunus persica モモ トウニン(桃仁)[末]

Pueraria lobata クズ カッコン(葛根)

Q

Quercus acutissima クヌギ ボクソク(樸樕)

R

Rehmannia glutinosa var. purpurea アカヤジオウ ジオウ(地黄)

Rheum palmatum ダイオウ ダイオウ(大黄)[末 / ほか]

Ricinus communis トウゴマ ヒマシ油(蓖麻子油)[加香ヒマシ油] →油脂・ろう・その他

Rosa multiflora ノイバラ エイジツ(営実)[末]

S

Salvia miltiorrhiza タンジン タンジン(丹参)

Saposhnikovia divaricata ボウフウ ボウフウ(防風)

Saussurea lappa モッコウ モッコウ(木香)

Schisandra chinensis チョウセンゴミシ ゴミシ(五味子)

Schizonepeta tenuifolia ケイガイ ケイガイ(荊芥穂)

Scopolia japonica ハシリドコロ ロートコン[エキス / ほか]

Scutellaria baicalensis コガネバナ オウゴン(黄芩)[末]

Sesamum indicum ゴマ ゴマ(胡麻)

Sinomenium acutum オオツヅラフジ ボウイ(防已)

Smilax glabra ケナシサルトリイバラ サンキライ(山帰来)[末]

Solanum tuberosum ジャガイモ コウイ(膠飴・粉末飴)→マルトースを主成分とするコウイ

Sophora flavescens クララ クジン( 苦参)[末]

Strychnos nux-vomica マチン ホミカ[エキス / エキス散 / チンキ]

Styrax benzoin アンソッコウノキ アンソッコウ(安息香)→植物の分泌物を基原とする生薬

Swertia japonica センブリ センブリ(当薬)[末 / 重曹散]

Syzygium aromaticum チョウジ チョウジ(丁香・丁子)[末 / 油]

T

Teobroma cacao カカオ カカオ脂(加加阿油)→油脂・ろう・その他

Tribulus terrestris ハマビシ シツリシ(蒺蔾子)

Trichosanthes kirilowii var. japonicum キカラスウリ カロコン(栝楼根)

U

Uncaria gambir ガンビール アセンヤク(阿仙薬)[末]

Uncaria rhynchophylla カギカズラ チョウトウコウ(釣藤鉤・釣藤鈎)

V

Valeriana fauriei カノコソウ カノコソウ(吉草根)[末]

W

Wolfiporia cocos マツホド ブクリョウ(茯苓)[末]→真菌を基原とする生薬

Z

Zanthoxylum piperitum サンショウ サンショウ(山椒)[末]

Zea mays トウモロコシ コウイ(膠飴・粉末飴)→マルトースを主成分とするコウイ

Zea mays トウモロコシ トウモロコシ油(玉蜀黍油)→油脂・ろう・その他

Zingiber officinale ショウガ カンキョウ(乾姜) / ショウキョウ(生姜・乾生姜)[末]

Ziziphus jujuba var. inermis ナツメ タイソウ(大棗)

Ziziphus jujuba var. spinosa サネブトナツメ サンソウニン(酸棗仁)

Chapter 2 藻類を基原とする生薬

Digenea simplex マクリ マクリ(海人草)

Gelidium amansii マクサ(テングサ) カンテン(寒天)[末]

Chapter 3 真菌を基原とする生薬

Polyporus umbellatus チョレイマイタケ チョレイ(猪苓)[末]

Wolfiporia cocos マツホド ブクリョウ(茯苓)[末]

Chapter 4 マルトースを主成分とするコウイ

Ipomoea batatas サツマイモ / Manihot esculenta キャッサバ/ Oryza sativa イネ / Solanum tuberosum ジャガイモ / Zea mays トウモロコシ コウイ(膠飴・粉末飴)

Chapter 5 植物の分泌物を基原とする生薬

Acacia senegal アラビアゴムノキ アラビアゴム[末]

Astragalus gummifer トラガントゴムノキ トラガント[末]

Styrax benzoin アンソッコウノキ アンソッコウ(安息香)

Chapter 6 油脂・ろう・その他

Arachis hypogaea ラッカセイ ラッカセイ油(落花生油)

Brassica campestris ナタネナ ナタネ油(菜種油)

Camellia japonica ヤブツバキ ツバキ油(椿油)

Cocos nucifera ココヤシ ヤシ油(椰子油)

Copernicia cerifera カルナウバヤシ カルナウバロウ(~蝋)

Eucalyptus globulus ユーカリノキ ユーカリ油

Glycine max ダイズ ダイズ油(大豆油)

Olea europaea オリーブ オリブ油(橄欖油)

Pinus / Cryptomeria / Fagus マツ属, スギ属, ブナ属他 木クレオソート

Pinus マツ属 テレビン油

Pinus マツ属 ロジン(コロホニウム)

Ricinus communis トウゴマ ヒマシ油(蓖麻子油)[加香ヒマシ油]

Teobroma cacao カカオ カカオ脂(加加阿油)

Zea mays トウモロコシ トウモロコシ油(玉蜀黍油)

Bos taurus var. domesticus ウシ 牛脂

Sus scrofa ブタ 豚脂

Ovis aries ヒツジ 精製ラノリン[加水ラノリン]

Chapter 7 動物・鉱物を基原とする生薬

Bos taurus var. domesticus ウシ ゴオウ(牛黄)

Ursus arctos ヒグマ ユウタン(熊胆)

Bufo bufo gargarizans シナヒキガエル センソ(蟾酥)

Apis mellifera ヨーロッパミツバチ ハチミツ(蜂蜜) / ローヤルゼリー

Ostrea gigas マガキ ボレイ(牡蛎)[末]

Kasseki 鉱物 カッセキ(滑石・軟滑石)

Gypsum Fibrosum セッコウ(石膏) / 焼セッコウ(焼石膏)

Fossilia Ossis Mastodi 大型ほ乳類 リュウコツ(竜骨)[末]

Sal Mirabilis ボウショウ(芒硝)[無水ボウショウ]

Appendix 付録

付録A 汎用漢方処方

付録B 生薬の基原植物の命名者となった植物学者

参考文献

謝辞

Index 索引

英語索引 / 日本語索引 / 成分英語索引

コラム目次

ヒナタイノコズチと昆虫変態ホルモン

狂言「附子(ぶす)」とトリカブト

アケビコノハとアケビの関係

利水剤と腎臓におけるナトリウム排泄

アロエを英語で発音すると?

リョウキョウ、ナンキョウ、ガランガル

鋭い、急性の、酸っぱい OXYS

樟脳と竜脳(ボルネオール)とボルネオ島

オオブカトウキとホッカイトウキとは?

「シソの香りはひとつじゃない」「ハーブの香りはどこからくるの?」 伊藤美千穂

ゴボウと北極、アルクトゥルスとアルクトゥルス ARCTOS「熊」

ウワウルシと口蓋垂とぶどう膜 UVA「ぶどう」

ニコチンとニコチン酸とアレコリン

アルテミシアと世界の七不思議とグラント将軍

よもぎと灸と草餅

ウマノスズクサ科とアリストロキア腎症とジャコウアゲハ

クサスギカズラとベトナムと「名古屋コーチン」

レンゲ属とハスの花とチリレンゲ

日本、韓国、中国における「白朮・蒼朮」

植物のオケラと虫のオケラの関係は?蒼朮と投げ槍と乳棒

なぜアトロピンの散瞳作用が美人と関係するのか?

「瓜」と名のつく植物

小柴胡湯と間質性肺炎(かんしつせいはいえん)の関係

スオウとブラジリンとブラジル

大麻、亜麻、苧麻、ケナフ、マニラ麻、サイザル麻

またたく間に世界を駆け巡った唐辛子、唐蜀黍、南瓜、馬鈴薯

染料としても利用されている生薬の基原植物

センノシド(センノサイド)と腸内細菌の関係

アズサ(梓)でできた梓弓

アカネ科とルビー、アリザリン RUBER「赤」

菊花解剖学・入門編

キンポウゲ科とラナンキュラス、カエルの脚と馬の脚

シナモンとカシアの違いとは?

様々な植物に寄生するハマウツボ科の植物

「生薬研究の現場から」 伊藤美千穂

ミカン解剖学

アロマテラピー、芳香性健胃薬 AROMA「香料」

六陳(りくちん)・八新(はっしん)

ミカンの仲間の類縁関係

アネモニンとアネモネ、風媒花と風力計

セリ科(Umbelliferae、Apiaceae)と蜂と傘

センキュウと薬用、オフィスとオペラ OPUS「業(わざ)、仕事」

トウジンとボンネットと貧者の人参

ヨクイニンのイボ取りと貝原益軒

「培養細胞を使った天然物の研究」伊藤美千穂

山茱萸と呉茱萸、秋茱萸(あきぐみ)と夏茱萸(なつぐみ)

避諱(ひき)と延胡索

栽培種 sativus と土曜日とサターンロケット

ウコンと「世界的薬膳料理」カレー

ウコンとサフランとベニバナの語源関係

ウコンと名のつく植物一覧

カヤツリグサ属と女神ビーナス、キプロス島と銅と♀

「イモ(芋)」と名のつく植物の分類

洋の東西を問わず別名多き「フジマメ」

ショウズク、ソウズク、ニクズク(=ナツメグ)、ビャクズク

化学物質名の発音の問題

長井長義とエフェドリンの発見

イカリソウ属 Epimedium と古代メディア王国 Media

天然ゴムの原料としての「トチュウ」

ruticarpa? rutaecarpa? -合成語の「挿入母音」-i-

Aril仮種皮とは?

ウイキョウとマラソンとプロメテウスの火

連翹と巴草、弟切草とセント・ジョーンズ・ワート

バイモ属とサイコロの壺、チェッカーボード

ジャスミンの香り、それとも悪臭? インドール

オニノヤガラと腐生植物

植物紋シリーズ① リンドウと笹竜胆

フウロソウ属とゼラニウム、クレーンと血統 GERANOS「ツル(鶴)」

Littoralis「 海浜生の」とリトアニア

グリチルリチンと過激派、√(ルート)とハツカダイコン RADIX「根」

日本薬局方における晋耆

麦芽なのに芽がない?

ドクダミ科とトカゲ、恐竜とアジ

アマチャとアマチャヅルと甜茶

インペラートの「驚異の部屋」

生薬コロンボと刑事コロンボ、コロンブスと鳩

昔の子供の遊び・「目弾き」(ぬかたのおおきみ)

ヒヤシンスの球根VS百合根

烏薬と徐福伝説とカラスの関係

紫と冠位十二階、額田王と紫式部

スイカズラとヤギとカプリ島

辛夷とはどの植物を指す?和名と中国名の差

ホウノキと殺菌作用、樹木の食害防御

アカメガシワとアリとの共生 花外蜜腺 extrafloral nectary

コンズランゴとコンドル

メントールとカルボンの生合成経路

クワとカイコの深い関係

ナツメグを求めて三千里?

「ハナショウガとゼルンボン」ゼルンボンの将来性と「ハナショウガ研究会」北山隆

コウホネと「葵の御紋」

ジャノヒゲとヤブランを見分ける 伊藤美千穂

かゆ(粥、希飯) 石谷孝佑

シャクヤクと乳酸とレタス LACTO- 「乳の」

立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花

徳川吉宗とオタネニンジン

「ニンジン」と名のつく植物の分類

意外と身近な食材によく使われている「ケシの実」

栽培できるケシ、できないケシ

ドーフル散と海賊とロビンソン・クルーソー

華佗と麻沸散と紫蘇

ペウセダヌム?ペウケダヌム?-“C”の発音

「生薬学」研究のカバーする領域 伊藤美千穂

アサガオとトランスポゾン(動く遺伝子)

ベルベリンの生合成経路

ニガキ属とゲンチオピクロシドとピクリン酸 PICR「- 苦い」

サトイモ目とヘラと仏炎苞

オオバコと動物付着散布 種子拡散のための戦略

植物紋シリーズ② キキョウと桔梗紋

ユニークなパチョリ 伊藤美千穂

セネガとインディアンのセネカ族

サポニンとシャボンと去痰作用

ナルコユリと鳴子

「ツルドクダミとドクダミ」「カシュウとカシューナッツ」

花のウツボ、海のウツボ、矢筒のウツボ

董奉(とうほう)と杏林(きょうりん)

ヤマザクラとソメイヨシノと吉野山

ペルシャ、桃、アボカド、トマト、シクラメン

大豆とイソフラボンと女性ホルモン、カッコンとプエラリア

どんぐりの背比べ

カタルポールとカタルとカタルシス、下痢と流体力学

「将軍」の異名をもつダイオウ

赤い実と被食散布

サルビアとセージ、セーフとサルベージ

グレープフルーツジュースと医薬品の飲み合わせ

トウヒレン属とソシュール

種小名のchinensisは何と読む?悩むchの発音

猫まっしぐらのネペタラクトン・アクチニジン

ロートコンとシーボルト事件

バイカル湖からボスポラス海峡へ ─トルコ系民族の大移動─伊藤美千穂

「開けゴマ!」はなぜ「ゴマ」なのか?

防已(ボウイ)と防巳(ボウジ)

山から帰って来たのは誰か? ─『山帰来』の由来

マメ科の花の特徴

ストリキニーネとキニーネとウッドワード

チョウジとモルッカ諸島(香料諸島)

フラボノールとケンフェロールとケンペル

和名のカラスウリの由来とは?

タンニンとなめし革と渋柿

カギカズラ、ネコの爪、カラスの爪

オミナエシとオトコエシ、足の裏の悪臭とハーメルンの笛吹き男

胡椒、山椒、山椒魚

ジンゲロールとジンゲロン、ショウガオール

生薬の基原植物の開花表

ナツメの葉、ギムネマ、ミラクルフルーツ、クルクリゴ─味覚修飾物質

酸棗仁、棘と対策と策士

偶然によって発見された「寒天」

さまざまな「ゴムの木」

アラビア語の定冠詞アルと異分析

トウゴマとビーバーと双子座のカストル

ガマ(蝦蟇)の油とガマ(蒲)の穂、四六のガマ

蜜蝋とプロポリス 伊藤美千穂

ハチミツと転化糖

滑石と蝋石とタルク、四条天皇

Mirabilis「 驚くべき」生物たち

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監修:形井秀一、高橋研一/著者:坂元大海、原島広至