処方意図や医薬品の特徴がわかりやすいじほうの治療薬ハンドブック
監修:髙久 史麿
編集:堀 正二、菅野 健太郎、門脇 孝、乾 賢一、林 昌洋
【2021年版"ココ"がポイント】
●同効薬がたくさんあってどの治療薬が良いか添付文書を比べるのが大変!
治療薬ハンドブックなら…添付文書+αの情報で同効薬の違いがみえてくる!
処方するときの視点で書かれた「処方Point」と治療薬のもつ性格や特徴が書かれた「薬剤Point」。比較すれば同効薬の同じ所や違う所がみえてきます。薬学管理や薬剤選択のヒントがひと目でわかります。
●患者が錠剤を飲みにくいと訴えているけど…この医薬品は粉砕しても大丈夫?
治療薬ハンドブックなら…薬剤リストのマークで粉砕可否から代替剤形までパッとわかる!
同一成分の代替剤形がないものの粉砕可否についてマルバツを表記。さらに粉砕できないもののうち10分以内に崩壊・懸濁するものにマークを付け、処方・調剤の選択肢がひと目でわかります。散剤など代替剤形もみつけやすく患者にあった薬剤選択を行えます。
●フォローアップ項目や服薬指導のときに伝える内容を簡単に確認できたら良いのに…
治療薬ハンドブックなら…観察と指導の項目に、患者をフォローアップする大切な情報をまとめています!
「観察」には服薬開始後に観察すべき検査値や患者の状態を、「指導」には患者指導時に伝えるべき内容を記載し、大切なポイントをわかりやすくまとめています。
●治療薬に関する最新の情報や適応外使用について知見やガイドラインを確認しておきたい…
治療薬ハンドブックなら…医薬品の動向からガイドラインまで最新の情報が充実!
治療薬の最新動向、使用のポイントや注意点、適応外使用の情報まで臨床に役立つ情報を把握できます。さらに、主な診療ガイドラインを一覧で紹介。インターネット上で内容が公開されているものには(PC)マークを付け、エビデンス確認がスムーズにおこなえます。
【本書の特徴】
■充実の臨床情報と見やすい配置
ハイリスク薬や運転注意をアイコン表記で直感的に理解でき、患者指導、妊婦、腎機能、検査、後発品など添付文書に記載のある情報から添付文書外の情報まで、日常業務にあったら便利な情報を臨床情報としてわかりやすくまとめています。
【主な臨床情報】
処方Point:処方するときの視点で書かれた、薬物治療のポイント
薬剤Point:薬理作用や特徴など医薬品のもつ性格のポイント
指導:患者指導時に伝えるべき、服薬・保管時の留意点に関する事項や副作用への対処法など
妊婦:虎の門病院における相談事例をもとに妊婦が服薬した場合の催奇形性リスクと情報量
腎機能:腎不全時、透析時の投与目安を3ランクで記載
検査:添付文書の警告欄に検査の必要性が記載されているものについて、重大な副作用回避のための検査項目と検査時期を記載
後発品:オーソライズド・ジェネリック(AG)、バイオ後続品(BS)を含む当該成分の後発医薬品情報を収載