5,500種にのぼる日本の野生植物(シダ植物および種子植物)について、分類学的情報を英文書として編纂。大井次三郎『日本植物誌』(1953年刊、英訳版は1965年刊)以来の集大成で、南千島、小笠原諸島および琉球列島を含む日本全域の情報を網羅。記述内容は、植物情報国際機構(IOPI)の『地球植物誌』構想で定められたスタイルに準拠。すなわち、植物分類群の階級に応じて、科ごとに属の検索表、属ごとに種の検索表、種ごとに亜種・変種の検索表を完備。種の記載においては、異名、和名、染色体数、所在情報、図版情報を記述。学名索引完備。それぞれの科ごとに最もふさわしい執筆者を選定。大学、研究機関、バイオ関連企業の必備図書。