理工学図書新刊ニュース　1月号

実行結果をビジュアルに確認することが簡単にできるプログラミング言語Processingを教材として，論理的思考による問題解決能力を養う入門書。前著（Java版）と併用しても効果的な一冊。

教育や学習の現場で何が起こっているのか、どのような要因が成功・失敗を分ける可能性があるのか等について、客観的に解析する「ラーニングアナリティクス」という近年国内外の研究者たちから注目を集めている研究分野について紹介。

本書は「航空機設計法」の続編として，具体的な設計例を通して，一般的な機体から機能の異なるハイブリッド電動航空機の概念設計法も習得できるとともに，航空機システムと呼ばれる航空機に用いられる各種装備品についても説明する。

圧縮性・非圧縮性流れの代表的な基礎解法を中心に，基礎理論，計算スキーム，さらに数値計算のための定式化と実際のコーディングというステップを踏みながら，難解で敬遠されがちな数値流体解析の理解を容易にすべく配慮した教科書。

業種を問わずモノづくり現場の使命は、ＱＣＤすなわち「製造品質」「製造原価」「生産期間」を高めることで、この達成手段の１つが治具である。本書は、治具設計に必要な「メカ設計」と「作業設計」の知識の習得を目指した入門書。

これまではフィクションの世界でのみ語られてきた空飛ぶクルマが、技術開発の躍進により、まもなく実用化を迎えようとしている。本書では、機体のメカニズムや要素技術、交通システムやインフラ開発の要点を一冊に集約し、実現までの道のりまでを解説する。

種々の工学分野から関心の高まる格子ボルツマン法について、第一人者らによる待望の解説書。格子ボルツマン法の基礎理論を解説するとともに、複雑境界流れ、移動境界流れ、二相系への本計算法の適用を計算アルゴリズムとともに解説。また簡単なプログラム例もダウンロード可能。

鉄鋼を中心に、非鉄･軽金属も加え、金属材料に関する単位寸法あたり質量や断面性能について、実務上必要なデータを集積したデータ集。本書一冊で、現場で取り扱う材料のデータがすべてそろう、手元において即調べられるという便利な一冊。

本書は，本試験と同じ形式で，最新５年間（平成27年度～令和元年度）の試験問題を収録した受験用問題集である。ワンポイント解説を付した解答試案（別冊投込み）を活用することにより，実戦演習として最適な受験用教材である。

本書は効率的な学習ができ，合格できる実力を身につけられる即戦向けの年度版問題集である。過去５年間の出題傾向を徹底的に分析し，新傾向・頻出・基本問題取り上げ，ていねいな解説を示した。平成30年度・令和元年度の試験問題には太枠をつけて，最新傾向に対処できるように配慮し，学習の便宜を図った。

下水道第3種技術検定試験のわかりやすい問題集。出題内容を徹底的に研究し、最新2019年から過去7年間に出題された全問題を出題分野（法規、工場排水、下水処理（汚泥処理）、運転管理、安全管理）に沿って整理、分類した。各選択肢に対して詳しい解説が付いているので、この1冊で傾向の把握と試験対策が行える構成になっている。

給水装置工事主任技術者試験の過去問題を徹底的に研究し、過去6年分の問題を出題分野に沿って整理・分類した。本試験には語句の組合せや正誤の組合せを答える問題が多く、語句や正誤、各選択肢について詳しい解説を掲載している。この1冊で試験の傾向の把握と対策が行える構成になっている。

初めて建築を学ぶ人のための教科書である「初学者の建築講座」シリーズは、専修学校・短大・大学等の教科書として最適である。図・表を豊富に用い、ていねいに説明してある。建築士試験の出題範囲を網羅している。建築基準法の改正施工による新刊である。

第3種冷凍機械責任者試験（第三種冷凍機械責任者免状に係る製造保安責任者試験）に関して、過去問題8年分とその解答・解説を掲載したもの。過去問題は年度ごとに収録し、1問ごとに問題と解説、解答を掲載している。問題の各記述について、正誤にかかわらず詳しく解説しており、周辺知識も身につけつつ学習することができる。

「エスキス」は多くの学生にとっては、建築学科に入ってからはじめてきく言葉であり、何をするのかわからないということをきく。なにかを調べたり、スケッチを描いたり、模型をつくったり、断片的な行為が思考を深め、アイデアをまとめ、設計をブラッシュアップすることにつながる。本書はこうした「エスキス」へのアプローチの方法を紹介する。

日本の建築文化を構成する様々なキーワードを1項目あたり見開きページで図版とともに解説した中項目事典。建築を構成する空間概念や伝統的な建築・近現代の建築における暮らしとそのつくり、神社仏閣の特徴、都市とのかかわり、その他建築にまつわる雑学・小話など、日本の建築文化を形作る上で欠かすことのできない項目を340個ほど取り上げる。

デジタルトランスフォーメーションとエコシステムによる製造業の“モノづくり”高度化＋“コトづくり”創出（サービスビジネス化）のための要点を整理。既存商品・事業を改善するだけでなく、新しい市場に新しい価値を付与するビジネスプロセスの全貌を示す。

万一、特許紛争事件に巻き込まれたら、どのタイミングで、何を、どのように行えばよいのか？米国子会社から本社への技術移転は輸出管理上問題ないのか？M&Aやベンチャー投資での知的財産の取り扱い方は？――米国の特殊性に通じるこの分野の第一人者が、初学者でも理解できるようポイントを押さえてわかりやすく解説。

地域レベルから地球レベルまでの環境と土壌との関わりを解説する。〔内容〕土壌環境学とは：機能，人との関係，資源／低地・都市・里山・山地・急傾斜地／汚染と修復／地球温暖化・乾燥・森林破壊／モニタリングとアセスメント・改善と管理

公害防止管理者試験大気関係のわかりやすい対策書。本試験は範囲が広く、各試験科目においても深い知識を問う。そこで本書は、試験の全体像を素早く把握し、合格に必要な知識を短期間で習得できるように、試験の全範囲をコンパクトにまとめた。各項目の最後には「確認リスト」を掲載しており、学習の進捗状況の確認、直前のまとめも効率よくできる。

故事ことわざ、成句や慣用句をモチーフに、森の自然のしくみと働き、森と人との付き合い、森を介した環境問題への提言などを綴ったユニークな読みもの。長年森林を相手にしてきた生態学者が語る森の雑記帳。本書は1997年に 「丸善ブックス」 の一冊として刊行され、 森林生態学の入門書として読み継がれてきた定評ある書籍の新装版です。