理工学図書新刊ニュース　4月号

初学者に向け、機械製図の知識・技能の基礎をわかりやすく解説した書籍。JIS（日本工業規格）が定める製図規約を理解し、設計者の意図が正しく伝えられる図面の描き方、また設計者の意図を正しく理解できる図面の読み取り方など、機械製図の基礎を解説。ワークブック要素を盛り込んでおり、楽しく機械製図法、機械設計の基礎が身に付く内容。

機械・航空系の大学生や技術者を主対象とした流体力学の教科書。第一部は流体力学の導入から始まり，流体力学の基礎方程式系を解説。第二部では，学習した流体力学の基礎方程式系を，粘性・熱伝導性流体および圧縮性流体へ応用する。演習問題も豊富に掲載。
【目次】基礎編（流体の性質他）／応用編（境界層流れ他

本書は，大学・高専の講義を意識し14章構成とし，必要最低限の内容に厳選したうえで，概念や定理を数値例や図を多用することで丁寧に解説した。また，各章初めでは前章復習を，各章末には章のポイントと演習問題を掲載した。

本書は，いつも出題される重要問題をピックアップし，徹底した過去問題の分析により短期間で合格できるように工夫された問題集である。厳選された過去問題を解きながら重要事項がわかるシステムで構成されている。出題傾向分析は，各章・節ごとに掲載している。

優れた土木技術、土木構造物を小学校高学年～中学生に面白く・わかりやすく解説したピクチャーブック。本書では、私たちが暮らしていく上での何気ない行為が土木と深く関わっており、水道や電気・ガス、通信設備などの敷設・整備も土木の役割であることを学び、今後私たちの暮らす街が、どのように発展していくかの未来像を概観する。

下水道第2種技術検定試験の出題内容を徹底的に研究し、最新2019年まで過去8年間に出題された全問題を出題分野に沿って整理、分類した問題集。出題分野ごとに分類したので、繰り返し出題されている内容はもちろんのこと、過去8年間に何回出題されたかも一目瞭然。各選択肢に詳しい解説が付いており1冊で傾向の把握と試験対策が行える構成。

様々な土によって構成されている地盤。地形によって地盤は異なり、防災の面からも地形の成り立ちを知ることは重要である。建築時には、工事中に構造物が変形しないよう、建築後には地震や豪雨などの被害を受けないよう設計する必要がある。液状化や土砂災害の専門家が学問的視点から地盤を捉える。

本書は建築製図を学ぶ初学者のための実績ある教科書である。専修学校等の教育現場からの意見を取り込んで改訂し，第五版とした。図面の描き方を，構造別に，２色刷で，手順を追って説明している。実践的な活用ができる最適の教材である。

本書は大工技術の基本を学ぶためのテキストであり，基本的内容が一冊に盛り込まれた本格的な技術書である。日曜大工等の趣味から大工技術の手引書としても利用できる。最新の技能検定実技試験問題（３級・２級。１級）を収録している。

本書は初めて建築・設備を学ぶ人のための教科書である。身近な例から専門的な内容を理解できるように工夫してある。ポイントをしぼった図・表とわかりやすい説明で理解しやすい。建築士試験の出題範囲を網羅してあるので，試験対策としても活用できる。

東日本大震災という体験を経て、少子高齢社会に生きるわれわれは、いま、「だれと・どこに・どう住むか」、そしてどのようにものごとを知り、どのように生活を組み立てるべきか。本書では、5つのキーワードからなる章立てで整理し、考えるための素材を提供する。3人の編者による鼎談では、いま住むことの困難と可能性を語り合う。

本書は、長年に渡って建築物における水・湯の使われ方について詳細な調査を行い、膨大な基礎データを基に開発した給水給湯負荷算定プログラムを使用し、設計に活かせるよう解説したものである。建物の運用に応じた給水量の推定や、使用器具の特性に応じた給水量を算定することなどが可能になる。

1級建築士試験の重要事項を独特な語呂合わせで覚える「スーパー記憶術」を最新の出題傾向を分析し、完全リニューアル。言葉のリズムで覚える暗記で学習がはかどる。イラストは視覚的に知識と結びつくような、直感的にわかりやすいものとなっている。理屈や仕組みの理解が深まるよう、構造（RC、S造）、施工、環境、設備を中心とした構成としている。

技術経営の標準的な思考技術を習得する教科書。コア技術の理解・市場の分析・最適な組織の構築などの視点から研究開発マネジメントを理解〔内容〕研究開発の流れ／提案と実践／組織構築と人財育成／長期ビジョン／他

多くの欧米企業は、日本企業の今後のIR展開を先取りした文字通り「IR実学」を実践している。本書はそうした事例を多数紹介するとともに、準備リストや週・月次業務レポートのほか有価証券報告書や統合報告書作成のポイントなど企業のIR活動の全容を詳述する。

農業法人化や企業の農業参入が活発になり、「儲かる農業」の成功事例が増えてきた。特に、IoTやAIなどを活用した「スマート農業」が実用段階となり、農業のイノベーションが加速。本書は、実際に農業に参入する際の課題を解決するデジタル化に焦点を当てたスマート農業の入門書。

日本の急速な少子高齢化は、これまで国民皆保険制度のもとでうまく機能してきたはずの医療をかつてないほどの危機へと向かわせている。本書では日本の医療や社会保障の危機的状況を明らかにし、制度の根本的なオーバーホールが必要なことおよびこれからの進むべき道筋を明らかにする。

環境計量士試験［濃度・共通］の問題集最新版。最新2019年12月まで過去7回分の試験問題を、試験科目ごとに分類・整理し、頻出・重要問題をていねいに解説。本試験は毎年、繰り返し出題される内容が多く、かつレベルの高い問題が多いので、問題に対する解説は可能な限り選択肢ごとに詳細に行った。また、各選択肢に詳しい解説を掲載している。

農業機械はもとよりセンシング技術や電子制御，自動化ならびにロボット化，ICTの活用さらには環境やエネルギー，ポストハーベスト技術に加えて食料生産・流通に係わる技術分野を体系的にまとめ直し，農業食料工学の知見に資する。

日本には、富士山をはじめとして多くの火山があり、災害をもたらすこともある反面、観光地ともなっていて、私たちにとって身近な存在である。本書では火山の分布、種類、仕組み、火山からの恵みなどをやさしく紹介すると同時に、防災という視点からも科学的におもしろく解説する。