理工学図書新刊ニュース　4月号

自動運転の要素技術をわかりやすく解説した書籍。自動運転技術は、自動車工学、パワーエレクトロニクス、移動体通信工学、人間工学、センシング、AI・機械学習、法令や保険制度の知見まで最先端要素技術の集合体であり、全容を解説している書籍はなかった。深層学習が自動運転技術にどう使われていくのかに焦点を当て、数式を最小限に抑えて解説。

本書はOpenFOAMを「誰でも・簡単に・すぐに使える」ことを目的に開発されたパッケージシステムであるDEXCS-OFの解説書。DEXCS-OFとは何か、各種解析方法の説明、またユーザーが自身の環境で必要なものだけ更新するための方法や拡張例を紹介する。

FIT以降、太陽光発電設備は一気に普及したが、飛散・倒壊・水没などの事例が多発。事故などの原因の多くが土木や架台の基礎・構造を起点とする設計・施工上の問題であり、長期的に安心・安全なPVを構築することが急迫の課題。本書は、専門的で難しい内容になりがちな構造設計について、専門外でも理解できるよう分かりやすく解説した入門書。

「潜水士試験　徹底研究」の改訂版。潜水士は、労働安全衛生法第75条、高気圧作業安全衛生規則第52条に基づき、潜水士免許試験の合格者に、都道府県労働局長が免許を付与する国家資格。海に囲まれた日本では、水中での土木工事、海産物の採取、沈没船の引き揚げ等を含め潜水作業のニーズは高い。最新の試験問題を取り込み、解説を充実させた。

土木施工分野に苦手意識を持つ学生は多く、知らずに現場に出るか、知っていて現場に出るかは大きな違いとなる。本書は、よく問題となる「そもそもこれって？」という設問をピンポイントで取り上げ、ベテランならではの解説でまとめた実践入門書。Q&A形式で読みやすく、演習問題は土木施工管理技士試験の類似問題も掲載しており試験対策にも最適。

「日本一簡単な土質力学の教科書」が本書のコンセプトである。本書では「書き込み式」を採用しており，本文を読みながら，図表や「章末問題」にある書き込み欄を埋めることで，理解を深めることができる。発展的な問題も用意した。

本書は，空間データを分析する様々なソフトウェアに組み込まれているクリギングについて，読者が分析対象とする現象に応じた仮定や条件を自ら吟味，設定し，得られた結果の妥当性を判断できるように，その基礎から応用まで解説した。

１級建築施工管理技術検定は，令和３年度から新試験制度になります。第一次検定と第二次検定に分かれます。本書は第一次検定の対策用テキストです。第一次検定（旧学科試験）には，新たに施工管理法「高度の応用能力」を問う問題が出題されます。その予測問題付きです。新たな「高度の応用能力」を求める問題が合格の決め手になります。

１級建築施工管理技術検定は，令和３年度から新試験制度になります。第一次検定と第二次検定に分かれます。本書は第一次検定の対策用問題集です。第一次検定（旧学科試験）には，新たに施工管理法「高度の応用能力」を問う問題が出題されます。その予測問題付きです。新たな「高度の応用能力」を求める問題が合格の決め手になります。

地域の自然に合致し、地球環境を維持できる、人間に快適かつ悦びを与える建築デザイン（バイオクライマティックデザイン）をどのように実現していくのか。本書は建築環境工学の基礎から具体的な設計手法までを学ぶことのできる実践的なテキストである。第2版では、エネルギーや気候の理解を深め、建築デザインに生かす方法なども加えた。

住まい（住居）とは、あらゆる人々が健康で快適な暮らしを提供する場であるが、急速な少子高齢化やライフスタイルの多様化などにより、暮らし方や住まいの概念などが大きく変貌している。本事典は、住まい手に対して、現在の住まいにまつわる状況と、本来あるべき住まいの姿について、その基礎から応用までをわかりやすく解説した中項目事典である。

SCMは供給業者から最終消費者までの業界の流れを統合的に見直し、プロセス全体の効率化と最適化を実現するための手法。本書は世界でビジネスをする企業に最適な、世界標準のSCMについて解説する。

本書は、身近な自然環境や生活様式、食べ物、エネルギー、ごみ等々について、ネットにあふれる玉石混淆の情報から「ホント」を選出し、役立つように整理。興味のあるテーマについてより深く知ることができるように、参考情報を豊富に掲載。姉妹書ととセットで、地球、日本、そして身近な「環境と人や暮らし」がよくわかるようになっている。

環境計量士試験［濃度・共通］の問題集。最新2020年12月まで過去7回分の試験問題を、試験科目ごとに分類・整理し、頻出・重要問題をていねいに解説した。本試験は毎年繰り返し出題される内容が多いので、解説は可能な限り選択肢ごとに詳細に行っている。各選択肢に詳しい解説を掲載しているので、この1冊で試験傾向の把握と対策が行える。

「適地適木」という言葉が示すように，各樹木には個性と適地がある。本書は，日本の代表的な造林樹木の特徴、成長特性、そして相性を生かしたこれからの造林，森づくりを行うために必要な知識を得られる一冊である。

天文学で扱うテーマは、天体や宇宙の位置、運動、構造、起源、進化など多岐に渡る。宇宙について解き明かされたこと、これから研究される注目のテーマなどを、予備知識なしに幅広く理解できる一冊。