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「社会学」としての鶴見俊輔~「記号の社会学」の構想と意味の多元性~
寺田 征也
著
発行年月 |
2024年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
12p,274p,13p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学/社会組織・社会集団 |
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ISBN |
9784771038035 |
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商品コード |
1038058465 |
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NDC分類 |
361 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2024年03月5週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038058465 |
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著者紹介
寺田 征也(著者):寺田 征也(てらだ まさや)
1981年静岡県生まれ。東北大学大学院情報科学研究科博士後期課程修了,博士(情報科学)。
現在、明星大学人文学部人間社会学科准教授
主要業績として、「鶴見俊輔──『まちがい』の世界を生きることの社会学」(『戦後日本の社会意識論 ある社会学的想像力の系譜』,奥村隆編,有斐閣,2023年)、「鶴見俊輔はいかに漫画をとらえたか?──開かれた『鶴見の漫画論』研究に向けて」(『マンガ研究』25,日本マンガ学会,2019年)、「コミュニティ放送局はいかに調べられ,語られているか──3.11後の研究動向」(『日本のコミュニティ放送 理想と現実の間で』,松浦さと子編著,晃洋書房,2017年)、「G・H・ミードとJ・デューイの芸術論──『経験』概念と芸術家観に注目して」(『社会学研究』90,東北社会学研究会,2012年)。
内容
これからの鶴見俊輔研究のための礎石となる一冊
本書は、鶴見俊輔の思想を「記号の社会学」として再構成する新しい試みである。従来の鶴見俊輔論の整理と、プラグマティズムや大衆文化論の内在的検討を通じて、「記号の意味の『共通性』と『個別性』」の視点から大衆の知的生産の理論的・実践的把握を企図していたことを明らかにする。