丸善のおすすめ度
近世後期の大名家格と儀礼の政治史(30s)
篠﨑佑太
著
発行年月 |
2024年03月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
6p,354p,9p |
---|
大きさ |
22cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/日本史 |
---|
|
|
ISBN |
9784784220731 |
---|
|
商品コード |
1038084008 |
---|
NDC分類 |
210.55 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2024年04月3週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038084008 |
---|
著者紹介
篠﨑佑太(著者):1988年、東京都生。2019年、中央大学大学院博士後期課程修了。博士(史学)。
東京都公文書館史料編さん係専門員を経て、現在宮内庁書陵部研究職および中央大学兼任講師。
主な論文「幕末・維新期における両敬関係の構築とその意義」(『古文書研究』82、2016年)、「江戸城・皇城の「政治空間」」(『歴史評論』873、2023年)ほか。
内容
近世後期から幕末期にかけて、「内憂外患」の政治状況下で幕藩関係はいかなる変容を遂げたのか。
本書では、大名家格のひとつである殿席と、御目見などの殿中儀礼との関係を分析することで、その実態を追究する。とくに将軍家ゆかりの諸大名が控える大廊下下之部屋に着目し、同席をめぐって行われる幕府と大名たちとの政治的駆け引き、およびその影響を検討した。
またペリー来航後、大廊下席の諸大名が政治的に急浮上していく過程や、幕府が諸大名をどのように遇したのかを、幕末期に将軍の拠点となる二条城・大坂城での殿中儀礼の具体的な様相とともに明らかにし、「衰微する御威光」の真相を探る。