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近世大名家における「家」と「御家」~萩毛利家と一門家臣~
根本 みなみ
著
発行年月 |
2018年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
9p,287p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/日本史 |
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ISBN |
9784792410902 |
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商品コード |
1027839766 |
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NDC分類 |
217.7 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2018年08月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027839766 |
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著者紹介
根本 みなみ(著者):1991年マレーシア生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科一貫制博士課程修了。同大学人文社会系特任研究員。博士(文学)。
内容
国人中の「同輩中の首席」が「主君」に成長し、一方養子による全面的血統交代も起こらなかった毛利家では、かえってそれゆえに傍系からの本家相続には緊張関係が発生した。崇敬対象を近世大名の祖としての輝元ではなく、「御家」の祖の元就とする変革を試み、元就の子孫としての身分的優位性を一門にもたせて家臣秩序へ改めて組み入れようとした重就、同じく傍流なるがゆえに正統に最も近い元徳を養子とする等、正統性の不足を正当性で補おうと努めた敬親を中心に、緊張関係を描出していく。