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ツキノワグマのすべて~森と生きる。~
小池伸介
著
澤井俊彦
イラスト
発行年月 |
2020年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
126p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/生物学/動物学 |
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ISBN |
9784829972328 |
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商品コード |
1031470597 |
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NDC分類 |
489.57 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2020年05月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031470597 |
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著者紹介
小池伸介(著者):1979年、名古屋市生まれ。博士(農学)。現在、東京農工大学大学院農学研究院准教授。専門は生態学、主な研究対象は、森林生態系における植物―動物間の生物間相互作用、ツキノワグマの生物学など。現在は、東京都奥多摩、栃木県、群馬県の足尾・日光山地においてツキノワグマの生態や森林での生き物同士の関係を研究している。著書に『クマが樹に登ると』(東海大学出版部)、『わたしのクマ研究』(さ・え・ら書房)など。
澤井俊彦(イラスト):東京都生まれ。1980 年から北アルプス地域でコダクロームフィルムによる撮影を始め、現在は『季の肖像』『森の肖像』『山の肖像』の3つを柱にして日本の山を撮る。2016 年、第5 回田淵行男賞受賞。
内容
クマに襲われない一番の方法はクマを知ることだ。
最新データが解き明かすツキノワグマの真の姿。
日本の森に暮らすツキノワグマの知られざる生態に、迫力の生態写真と最新の研究が迫る。骨格・五感・形態など身体能力、何を食べ、どこで寝て、1 日・1 年をどのように過ごすのかといった生態を、誰も見たことがない生態写真と共に解説。足跡やフン、食痕、冬眠穴など、森の中で見つかるフィールドサインも多数収録。
知っていますか?
①ツキノワグマは、食べるために人を襲うことはありません。
②春、冬眠から目覚めたばかりのツキノワグマは、森の中を半分眠りながら歩き回ります。
③ツキノワグマは、数キロ先のにおいまで嗅ぎ取ることができます。
④ツキノワグマは、主に日中に活動する、昼行性の動物です。
⑤ツキノワグマは、多いときには1日にドングリを3,000〜4,000粒も食べます。
・ふだん目にする機会がほとんどない、森で暮らすツキノワグマの貴重な生態写真を多数収録。写真担当の澤井俊彦氏は、ツキノワグマの一連の生態写真で山岳写真、自然写真の登竜門と言われる田淵行男賞を受賞。
・ツキノワグマ研究の第一線で活躍する研究者が、最新の研究成果を資料的価値の高い写真を豊富に使って解説。著者の小池伸介氏は、ツキノワグマの研究で「日本生態学会宮地賞」「野生生物保護学会学術賞」「日本哺乳類学会論文賞」などを受賞。