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エミリ・ディキンスン詩集~ミラー版~

エミリ・ディキンスン, 朝比奈緑, 下村伸子, 武田雅子  著

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価格 \4,620(税込)         

発行年月 2021年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 466p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/イギリス文学
ISBN 9784909812513
商品コード 1032942117
NDC分類 931.6
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年07月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032942117

著者紹介

エミリ・ディキンスン(著者):19世紀マサチューセッツ州アマストにて生涯を過ごした隠遁詩人。生前、匿名で発表された詩はわずか10篇。没後出版された詩集(1890年)によって知られるようになる。トマス・ジョンソン編集の詩集(1955年)によって、初めてその詩の全貌が明らかになる。現在の定本は、ジョンソン版を修正したラルフ・フランクリン編集『エミリ・ディキンスン詩集』(1998年)と、詩人の草稿を忠実に再現したクリスタン・ミラー編集『エミリ・ディキンスンの詩 ー 詩人が遺したかたちのままで」(2016年)であり、約1800篇の詩を収める。友人や知人に送られた書簡には、散文と韻文が混淆した独特の文体があり、新たな注目を集めている。文学だけではなく、音楽や美術など幅広いジャンルに、大きな影響を与え続けている。
朝比奈緑(著者):慶應義塾大学教授。翻訳に、『完訳エミリ・ディキンスン詩集(フランクリン版)』(新倉俊一監訳、分担翻訳)(金星堂、2019年)、共著に、『エミリ・ディキンスンの詩の世界』(国文社、2011年)。論文に、“‘Fascination Is Absolute Of Clime’: Reading Dickinson's Correspondence with Higginson as Naturalist." Emily Dickinson Journal (vol.14, no.2, 2005)、“Reconsidering Mabel Loomis Todd’s Role in Promoting Emily Dickinson’s Writings.” Women’s Studies(vol.47, no.3, 2018)など。
下村伸子(著者):京都女子大学名誉教授。共著に、『テクストの地平』(英宝社、2005年)、『エミリ・ディキンスンの詩の世界』(国文社、2011年)、『私の好きなエミリ・ディキンスンの詩』(金星堂、2016年)、『私の好きなエミリ・ディキンスンの詩2』(金星堂、2020年)。論文に、「エミリ・ディキンスンの詩と読者」(『現代詩手帖』思潮社、2017年8月号)など。
武田雅子(著者):大阪樟蔭女子大学名誉教授。著書に、『エミリの詩の家-アマストで暮らして』(編集工房ノア、1996年)、In Search of Emily Dickinson-Journeys from Japan to Amherst (Quale Press、2005年)、編訳書に、『エミリ・ディキンスンの手紙』(共訳、弓書房、1984年)、『エミリの窓から』(蜂書房、1988年)。論文に、“Dickinson in Japan.” The International Reception of Emily Dickinson. Eds. Domhnall Mitchell and Maria Stuart. London: Continuum, 2009.など。

内容

音楽、アート、絵本、映画、演劇、詩・小説……
様々な芸術ジャンルに影響を与えた
ディキンスンの詩を一語一語紐解く。

ディキンスンが「私の辞書」と呼び、常に傍に置いていたノア・ウェブスター著『アメリカ英語辞典』を参考に原文に寄り添った解説と、詩に魅了された芸術家たちを紹介することで、ディキンスンの作品に新たな視座を投げかける詩選集。
ミラー版よりセレクト。

【紹介される芸術家】
ジョアン・チェン/テレンス・ディヴィス

<演劇>
1 This is my letter to the World「これは世に宛てた私の手紙」
2 I died for Beauty – but was scarce 「私は『美』に命を捧げました…」
3 Wild nights – Wild nights! 「嵐の夜、嵐の夜!」

【紹介される芸術家】
マーサ・グラハム/テネシー・ウィリアムズ/ウィリアム・ルース

<詩と小説>
1 「私の小さなお家は、お墓です」
2「この寝床をゆったりと」
3「私は脳の中に、葬式を感じた」
4「冬の午後には / ある斜めの光が在る」
5「創造されたすべての魂の中から」
6 私の人生はその終わりの前に2度終わった」
7「私の命というものに両手で触れてみた」
8「奈落、でも天国は真上に」
【紹介される芸術家】
リチャード・ブローディガン/ウィリアム・スタイロン/マリリン・ロビンソン/マルグリット・デュラス/ジョン・エヴァンゲリスト・ウォルシュ/アンナ・タトル・ヴィレガス/吉増剛造/日野啓三
<書評>
1「私は苦悩の表情が好き」
2「霊魂は存続するーでもどのようなかたちで」
【紹介される芸術家】
ウィリアム・D・ハウエルズ/マリアン・ムア
<評論とエッセイ>
1「消滅の軌道」
2「『全て』を見失うことで …」
3「私の人生は、装填された銃であった」
4「寂しい土地(エーカー)に、4本の木が」
5「真珠のことなど、ほとんど気にかけることはなかった」
6「大きな痛みのあと、型にはまった感情が訪れる」
7「私たちは暗闇に慣れるようになる」
【紹介される芸術家】
エイミ−・ローウェル/リチャード・ウィルバー/アドリアンヌ・リッチ/スーザン・ハウ/辻邦生・水村美苗/アダム・ゴプニック/ジェイン・ハーシュフィールド
<インタビューと講演>
1「山々は不意に大きくなる」
2「秘密が、彼の人としての心を形づくる」
3「成功とは…」
【紹介される芸術家】
ロバート・フロスト/ダニエル・キース/ギャリソン・キーラー
<エミリ・ディキンスンに関するサイト案内>
<エミリ・ディキンスンを巡る人々>
<エミリ・ディキンスン年表>
<引用詩索引>

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