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寛容とは何か~思想史的考察~

福島 清紀  著

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価格 \3,520(税込)         

発行年月 2018年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 389p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784875024927
商品コード 1027255491
NDC分類 102
基本件名 哲学-歴史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2018年05月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027255491

著者紹介

福島 清紀(著者):1949〜2016年。島根県生まれ。法政大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士課程科目履修退学。東京外国語大学非常勤講師、富山国際大学国際教養学部教授などを歴任。

内容

17世紀、カトリックとプロテスタントの宗教対立が続くイギリスで「政教分離」を唱えたジョン・ロックから、ピエール・ベールの「他者」の視点、ライプニッツの「新旧両教会合同」計画、ヴォルテールと「カラス事件」、レッシングの『賢人ナータン』、マルクスによる「国家と宗教」、そして日本における内村鑑三不敬事件、中野重治の「転向」まで、著者は寛容思想の系譜を丹念に辿りながら、現代の我々に問いを投げかける。様々な対立が生み出す不寛容が世界を引き裂こうとしている現代、寛容(tolerance)は、果たして共存の原理たりうるのだろうか。著者がライフワークとして取り組んだ、寛容思想研究の集大成の書。

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