大江健三郎同時代論集<1> 新装版 出発点
大江 健三郎 著
内容
目次
Ⅰ 戦後世代のイメージ Ⅱ 強権に確執をかもす志 ぼく自身のなかの戦争 戦後世代と憲法 憲法についての個人的な体験(講演) Ⅲ 私小説について 戦後文学をどう受けとめたか 反逆的なモラリスト=ノーマン・メイラー 飢えて死ぬ子供の前で文学は有効か? Ⅳ われらの性の世界 『われらの時代』とぼく自身 現代文学と性 Ⅴ 独立十年の縮図――内灘 失業に悩む旧軍港――呉 今日の軍港――横須賀 プラットフォームの娘たち――鉄道弘済会 アジア・アフリカ 人間の会議――AA作家会議東京大会 未来につながる教室――群馬県島小学校 少年たちの非行のエネルギーは抹殺されるべきものか?――少年非行問題 Ⅵ 今日のクラナッハ 裸体の栄光と悲惨 ここにヘンリー・ミラーがいる 危険の感覚 日本に愛想づかしする権利 未来へ向けて回想する――自己解釈(一)
カート
カートに商品は入っていません。