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原発労働者(講談社現代新書 2321)

寺尾 紗穂  著

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価格 \836(税込)         

発行年月 2015年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 203p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/理工学/電気・電子工学/電力
ISBN 9784062883214
商品コード 1017943694
NDC分類 543.5
基本件名 原子力発電
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2015年07月4週
書評掲載誌 朝日新聞 2015/07/12
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1017943694

著者紹介

寺尾 紗穂(著者):1981年、東京都生まれ。ピアノ弾き語りの音楽家。2007年『御身 onmi』でメジャーデビュー、大貫妙子、坂本龍一、星野源らから賛辞を得る。映画『転校生 さよならあなた』(大林宣彦監督)、『0.5ミリ』(安藤桃子監督)、『ナオトひとりっきり』(中村真夕監督)などに主題歌を提供している。CM音楽やナレーション、エッセイ、書評などの分野でも活動。アルバムに『風はびゅうびゅう』『愛の秘密』『残照』『青い海のさようなら』『楕円の夢』など、著書に『評伝 川島芳子』(文春新書)、『愛し、日々』(天然文庫)がある。

内容

●炉心屋は真夜中にデータを改竄●ボヤは消さずに見て見ぬふり●アラーム・メーターをつけていたら仕事にならない●燃料プールに潜る外国人労働者? ●原発施工者が一番地震を恐れている●定期検査の短縮で増える燃料漏れ●失われゆく熟練の技……3・11以前、平時の原発はどんなふうに動かされていたか? そこで働いていた6人の人生と証言から浮かびあがった驚きの実態とは? 原発をゼロから考えるための必読書。


現場の声から見えてきた驚きの実態とは?

ゼロから原発を考え直すために
ひとりの音楽家が全国の原発労働者を訪ね歩き
小さな声を聴きとった貴重な証言集!


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【平時の原発労働を知る】

日本に地震があるから、津波があるから、ではない。
安全基準が信用できないから、放射能が漏れると怖いから、でもない。
今から私がスポットをあてるのは、
チェルノブイリや福島のような大事故となった非常時の原発ではなく、
平時の原発で働き、日常的な定期検査やトラブル処理をこなしていく人々だ。
彼らの視点に立つことで、社会にとっての原発、ではなく、
労働現場としての原発、労働者にとっての原発、といった角度から、
原発をとらえなおしたい。――序章より


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【目 次】

序 章 三十年間の空白
第1章 表に出てこない事故
第2章 「安全さん」が見た合理化の波
第3章 働くことと生きること
第4章 「炉心屋」が中央制御室で見たもの
第5章 そして3・11後へ
第6章 交差した二つの闇
終 章 人を踏んづけて生きている

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