著者紹介
ホワイトヘッド(著者):ホワイトヘッド
(Alfred North Whitehead)
1861-1947
イギリス、アメリカで活躍した数学者、哲学者。イングランドのケント州に生まれる。ケンブリッジ大学で学び、1910年まで数学の上級講師を務める。その後ロンドン大学に移り、14年には同大学の理工学部応用数学の教授を務めた。24年にハーバード大学に哲学の教授として招聘され渡米。のち名誉教授。1947年死去。数学者としては、B・ラッセルとの共著『プリンキア・マテマティカ』で記号論理学を確立。のち関心は哲学に移り、『自然認識の諸原理』『自然の概念』などで科学哲学に取り組む。渡米後は、『科学と近代世界』『過程と実在』などで形而上学の体系化を図った。
上田泰治(翻訳):上田泰治 1918年生まれ。京都帝国大学文学部卒業。哲学者。京都大学名誉教授。著書に『知性と宗教』『ベーコン』『論理学』(共著)など。訳書にヘーゲル『近世哲学史』などがある。1992年死去。
村上至孝(翻訳):村上至孝 1910年生まれ。京都帝国大学文学部卒業。英文学者。大阪大学名誉教授。著書に『笑いの文学』『イギリス・ロマン主義の黎明』など。訳書に『ギボン自叙伝』、スペンダー『創造的要素』(共訳)などがある。1987年死去。