著者紹介
福田 恆存(著者):福田恆存
大正元年(一九一二)、東京に生まれる。東京帝国大学文学部英文学科を卒業。戯曲『龍を撫でた男』で第四回読売文学賞戯曲賞、「『シェイクスピア全集』の訳業」で第二回岸田演劇賞、第十九回読売文学賞研究・翻訳賞、「『ハムレット』の翻訳・演出」で芸術選奨文部大臣賞、『私の國語敎室』その他で第十二回読売文学賞評論・伝記賞を受賞。戯曲に『キティ颱風』『有間皇子』『明智光秀』『億万長者夫人』『解ってたまるか!』『ドン・キホーテ日本に現る』など、評論に『人間・この劇的なるもの』、訳書にエリオット、ロレンス、ヘミングウェイのものなど多数。『福田恆存全集』(全八巻)『福田恆存翻訳全集』(全八巻)『福田恆存評論集』(全二十巻、別巻一巻)がある。平成六年(一九九四)没。