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サステナビリティ基準がわかる(日経文庫 C61)
阪 智香,
水口 剛
著
発行年月 |
2025年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
269p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経営学/コーポレートガバナンス |
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ISBN |
9784296120796 |
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商品コード |
1040183452 |
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NDC分類 |
335.15 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2025年05月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040183452 |
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著者紹介
阪 智香(著者):関西学院大学商学部教授
財務会計基準機構 サステナビリティ基準委員会(SSBJ)委員
関西学院大学商学部、同大学大学院商学研究科、博士課程を経て、96年関西学院大学商学部専任講師。助教授を経て、2008年同大学教授。
水口 剛(著者):高崎経済大学教授
金融庁・サステナブルファイナンス有識者会議座長(2021年~)
1984年筑波大学卒。ニチメン入社。1989年英和監査法人入所。TACを経て、2000年高崎経済大学経済学部准教授。2008年より現職。
内容
●会社を語るのに、財務情報だけでは不十分
財務の情報は、企業の現在の実態を表すには十分だが、今後の企業の持続性を示すには不十分とみられるようになった。脱炭素の動きが世界中で進むとともに、その企業が「責務を果たしているのか」などという視点も含めて、投資家は目を光らせている。日本でもコーポレートガバナンスコードの改訂などで、サステナビリティを巡る課題への対処報告を求めるようになった。
世界ではIFRS(国際会計基準)を策定する財団がISSB(国際サステナビリティ基準審議会)を設立、その後日本でも2022年にSSBJ(サステナビリティ基準委員会)ができ、日本独自の基準を作るようになった。本書は2025年3月に公表されたサステナビリティ開示基準をもとに、そのポイントを識者が解説するもの。
●2026年度からの義務化を見据えて企業が前倒しで適用
早ければ2026年度からの基準適用が見込まれているが、各社が前倒しで適用するべく努めている。世界の投資家のニーズに応える必要があるからだ。システム会社や監査法人などもその対応に迫られる。