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人を知る法、待つことを知る正義~東アフリカ農村からの法人類学~
石田 慎一郎
著
発行年月 |
2019年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
4p,286p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/法律/法制史 |
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ISBN |
9784326654239 |
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商品コード |
1031067744 |
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NDC分類 |
322.9454 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2020年01月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031067744 |
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著者紹介
石田 慎一郎(著者):石田 慎一郎(いしだ しんいちろう)
1974年生まれ. 1998年, 慶應義塾大学文学部民族学考古学専攻卒業. 2005年, 東京都立大学大学院社会人類学専攻博士課程修了. 博士(社会人類学). 大阪大学人間科学研究科特任助教を経て, 首都大学東京(2020年4月から東京都立大学)人文科学研究科准教授. 専門は社会人類学. 編著に『オルタナティブ・ジャスティス――新しい〈法と社会〉への批判的考察』(大阪大学出版会, 2011年)などがある.
内容
東アフリカに「待つことを知る」人びとがいる。正義を希求し、法を探究する人間、社会を語る人間の姿を描き、法とは何かを問い直す。
人間の裁きに宿る根源的困難に、アフリカの人びとはそれぞれの方法で対処している。ある農村では、即効性のない呪物を使い、時間をかけて解決を図る。やがて訪れる自身と周囲の環境・現実理解の変化、そして待つことを知る者の姿がそこにあった。人間による正義の希求、人間的法の探究をめぐる民族誌的発見から真の〈法人類学〉へ。