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パリの二つの相貌~建築と美術と文学と~(碩学の旅 1)
マリオ・プラーツ
著
伊藤 博明,
金山 弘昌,
新保 淳乃
翻訳
伊藤 博明
監修
石井 朗
他
発行年月 |
2023年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
190p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/地理学/地誌・紀行 |
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ISBN |
9784756623850 |
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商品コード |
1036036449 |
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NDC分類 |
293.53 |
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本の性格 |
学術書/学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2023年06月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036036449 |
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著者紹介
伊藤 博明(翻訳):専修大学文学部教授/イタリア思想史
金山 弘昌(翻訳):慶應義塾大学文学部教授/イタリア美術史
新保 淳乃(翻訳):武蔵大学文学部講師/イタリア美術史
伊藤 博明(監修):専修大学文学部教授/イタリア思想史
石井 朗(他):表象芸術論
内容
プラーツは紛れもない「旅する人」であった。マリオ・プラーツが生涯で書き残したエッセイ/論考のなかでもっとも美しい文章は、古都プラハを描写したものである。「チェコスロヴァキアのディイェ(ターヤ)川流域の原始林におおわれた湿地には白鹿が棲んでいる。この動物は臆病で人前に姿を見せないので、この場所を訪れる人びとはその存在に想いをめぐらせるだけで満足しなければならない。……しかしこの珍しい動物とめぐりあう幸運に恵まれなくても、この森はもうひとつのかけがえのない経験を秘めている。この森は物質の変容という法則を学ぶことのできる、世界でも四、五箇所しかない場所のひとつなのである。木の葉は落ちるがままで、腐敗し、新たな生命へと変容する」(『官能の庭』所収)。この華麗な筆致による、しかも詳細な記述は、彼が実際にプラハを丹念に「歩いて、見た」ことをわれわれに推測させる。その碩学が同じように、パリを、折々のイタリアを、逍遙し、夢/幻、夢想/幻想のあわいに成立する芸術の始原へと誘う珠玉のエッセイ集!