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横溝正史エッセイコレクション<3> 真説金田一耕助 金田一耕助のモノローグ
横溝 正史
著
日下 三蔵
編
発行年月 |
2022年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
440p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784760154470 |
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商品コード |
1034565445 |
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NDC分類 |
914.6 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2022年07月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034565445 |
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著者紹介
横溝 正史(著者):902年生まれ、81年没。大正期より執筆活動を始め、雑誌「新青年」編集長として江戸川乱歩に名作『陰獣』を発表させるなど編集者としても活躍。戦後『本陣殺人事件』『蝶々殺人事件』を発表、前者で第1回探偵作家クラブ賞(現・日本推理作家協会賞)を受賞、以後『八つ墓村』『犬神家の一族』など、金田一耕助を主人公とする傑作群で探偵小説界の第一人者としての地位を不動のものに。70年代の角川文庫によるリバイバルと金田一シリーズの映画化によって大ブームとなり、最晩年には傑作『悪霊島』を発表、生涯現役を貫いた。作品は以後も読み継がれ、新たな映像作品化も数多い。
日下 三蔵(編者):SF・ミステリ評論家、アンソロジストとして精力的に活動。小松左京作品、連城三紀彦作品などのアンソロジーの他、『海野十三コレクション』(創元推理文庫)、今日泊亜蘭『最終戦争/空族館』(ちくま文庫)、『筒井康隆コレクション』(出版芸術社)、『皆川博子コレクション』(出版芸術社)『ミステリ珍本全集』(戎光祥出版)『横田順彌明治小説コレクション』『皆川博子長篇推理コレクション』(柏書房)など一連の「隠れた名作」の発掘で高い評価を得ている。
内容
社会現象ともなった「横溝ブーム」における衰えぬ執筆活動、自作や映画化作品への想いを綴った、和田誠のイラストも味わい深い『真説 金田一耕助』、岡山での疎開生活の日々と探偵小説の「鬼」としての再起を記録した『金田一耕助のモノローグ』、そして未完に終わった最晩年の回顧録「続・書かでもの記」(『横溝正史自伝的随筆集』より)などを収録。戦前の神戸の姿や戦時下・終戦直後の日本の社会状況、そしてブーム下の活況を呈する出版界の状況など、半世紀以上現役作家を貫き通した作家ならではの記録! また、巻末にはこれまで単行本に収められたことのなかったエッセイ2篇を初収録!