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生きとし生けるもの~この国での災害との向き合い方~
齋藤幸男
著
発行年月 |
2024年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
213p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会保障・社会福祉・社会政策
/社会保障・社会福祉・社会政策 |
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ISBN |
9784761929985 |
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商品コード |
1038221106 |
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NDC分類 |
369.3 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2024年04月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038221106 |
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著者紹介
齋藤幸男(著者):1954年、宮城県塩釜市生まれ。東北大学文学部卒業。宮城県の高校教員として37年間奉職。
2011年3月11日の東日本大震災発生時に、石巻西高校教頭として避難所運営にあたる。震災当時の石巻西高校は指定避難所ではなかったが、人道的な立場から教職員だけで44日間の避難所運営を行った。その後、2012年に同校校長に昇任。現職時代からの震災の教訓を語り継ぐ活動を始め、2015年に退職後の今も、防災教育を切り口とした命の教育の大切さを広めるために全国を歩いている。2023年3月には、原案を手がけた映画「有り、触れた、未来」が全国上映された。
著書に『生かされて生きる』(河北新報出版センター)、『声なき声をつむぐ』(学事出版)がある。
内容
波乱の幕開けとなった2024年。改めて今、この国での災害との向き合い方が問われている。本書は東日本大震災で避難所運営に当たっていた元高校長・齋藤幸男氏が、震災後、全国を回って関係者との対話を重ねた、その記録である。
被災者・遺族は何を思い、何を考えたか。そこから、著者は命との向き合い方をどう考えたのか、今後の子どもたちの命を守るための提案等々がまとめられ、学校関係者はもちろん、日本人全てに今送りたい1冊。
著者が原案を務めた映画「有り、触れた、未来」の山本 透監督、俳優・手塚理美氏との対話も収録。
編集担当者コメント
一言で言って泣けます。そして、「災害大国日本」で今大切にすべきこと、それは命――という当たり前のことを思い出させてくれます。いつ私たちは「被災者」になるかわかりません。来たるべき時のために備えられることも多々あります。学校関係者はもちろん、多くの日本人に今読んでいただきたい1冊です。