著者紹介
河島 思朗(監修):河島 思朗(監修)
1977年、群馬県に生まれる。西洋古典学者。博士(文学)。京都大学大学院文学研究科准教授。 国際基督教大学教養学部、東京都立大学人文科学研究科修士課程・博士課程で学ぶ。東京外国語大学、東京都立大学、いわき明星大学、日本女子大学などの非常勤講師、東海大学文化社会学部准教授を経て、現職。 著書に『古代ローマ ごくふつうの50人の歴史 ―無名の人々の暮らしの物語』(さくら舎)、『基本から学ぶラテン語』(ナツメ社)、編著書に『西洋古典学のアプローチ』(晃洋書房)、共著に『ホメロス『イリアス』への招待』『パストラル―牧歌の源流と展開』(以上、ピナケス出版)、『はじまりが見える世界の神話』(創元社)、『フェミニスト現象学:経験が響きあう場所へ』(ナカニシヤ出版)、監修に『ラテン語練習プリント』『ギリシャ語練習プリント』(以上、小学館)、『おそまつなギリシャ神話事件簿』(すばる舎)などがある。
内容
◎アニメ、ゲーム、小説……、すべてのクリエーター必見!◎
用語検索もラクラクの索引付き◎
ゼウス、ポセイドン、アプロディテ……、
パンドラの箱、トロイア戦争、テセウスの船、
メデゥサ退治、スピンクスの謎かけ、ケンタウロスの呪いetc.
あの名場面や有名キャラは
すべて神話に由来する!
だから、ギリシャ神話は面白い。
星座、地名、季節の変化、芸術や医学に関わるフレーズまで、
現代にまで残るありとあらゆるものの由来が
ギリシャ神話には詰まっています。
本書は、そんな“万物の起源”を辿りながら物語の全貌を理解することができる入門書。
ギリシャ神話を読むのが初めての人も、
「興味はあるが難しくて……」と挫折経験のある人も、
これならわかる! イラストたっぷりの図解本です。
各章の冒頭の「サクッとわかる」概説ページや
「由来」マークが付いたエピソードは必見。
紀元前につくられたギリシャ神話が今の私たちにいかに多くの影響を与えたか、
発見と驚きをもって楽しめます。
【目次】
序章 ギリシャ神話はだからすごい!
1章 天地創造 ~神々の世界と人間の誕生
2章 英雄たちの活躍 ~大冒険ファンタジー
3章 戦いの時代 ~トロイア戦争とオデュッセイア
索引