行列特論(基礎数学選書)
草場 公邦
著
発行年月 |
1979年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
216p |
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大きさ |
22 |
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ジャンル |
和書 |
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ISBN |
9784785311230 |
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商品コード |
0100004763 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0100004763 |
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著者紹介
草場 公邦(著者):東海大学名誉教授。1937年 東京都に生まれる。東京大学理学部数学科卒業。Ecole Normale Superieure を経て東京都立大学助手、東海大学助教授・教授などを歴任。
内容
本書は、行列または線形代数学に関連のある3つの話題を選んで述べたものである。
第1章は、19世紀以来知られているメービウスの反転公式を三角行列との関連から見直し、半順序集合上での反転公式に一般化できる様子を解説したものである。第2章は、1972年にガブリエルの発表した定理に、1973年にゲルファント、バーンシュタイン、ポノマリョーフの3人が共同で見事な証明を与えたことについて述べ、第3章はアーノルドの1971年の論文の内容を主体に述べた。
大体論文を読むには大量の予備知識を必要とするが、本書で扱った論文に関しては予備知識をあまり必要としないことで、面白い内容で興味を持ってもらえるものと期待している。