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微分方程式と数理モデル~現象をどのようにモデル化するか~
遠藤 雅守,
北林 照幸
著
発行年月 |
2017年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
10p,224p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/理工学/物理学/理論物理学 |
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ISBN |
9784785315733 |
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商品コード |
1026103530 |
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NDC分類 |
421.5 |
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本の性格 |
テキスト |
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新刊案内掲載月 |
2017年12月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1026103530 |
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著者紹介
遠藤 雅守(著者):東海大学教授、博士(工学)。1965年 東京都に生まれる。慶應義塾大学理工学部卒業、慶應義塾大学大学院博士課程修了。三菱重工業(株)、東海大学非常勤講師・専任講師等を経て現職。専門はレーザー装置全般、特に気体レーザーと光共振器。
北林 照幸(著者):東海大学教授、博士(理学)。1971年 千葉県に生まれる。東海大学理学部卒業、東海大学院博士課程前期修了。三菱電機システムサービス(株)加速器技術センターなどを経て現職。専門は素粒子物理学。
内容
本書は、いわゆるオーソドックスな教科書とは異なるアプローチで執筆された、微分方程式の入門書である。
一つは、思い切って理論的背景を省略し、ある物理や工学の問題は微分方程式でどのように表されるのか、そしてその微分方程式を解くことにより何がわかるのか、といった応用面を主眼にした。とくに、最も重要と思われるニュートン力学と電気回路の線形微分方程式の問題には大きく紙幅を割いた。
もう一つは、微分方程式の「解き方」以外の側面に光を当て、微分方程式を解かなくてもわかる洞察について、また一見まったく異なる二つの現象が共通の微分方程式で記述できるという面白さについて述べた。
本書を通じて、微分方程式の「解き方」でなく、「使い方」がわかったという実感を持っていただければ幸いである。