量子統計物理学
藤田 重次
著
原 啓明,
小幡 常啓,
岡村 好庸,
鈴木 彰
翻訳
発行年月 |
1990年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
396p |
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大きさ |
2216 |
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ジャンル |
和書 |
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ISBN |
9784785320386 |
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商品コード |
0193096810 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0193096810 |
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著者紹介
藤田 重次(著者):ニューヨーク州立大学教授、Ph.D.。1929年 大分県に生まれる.九州大学理学部卒業、メリーランド大学大学院修了。ノースウエスタン大学、ブリュッセル大学、ペンシルバニア州立大学、オレゴン大学等で研究に従事。専攻は非平衡系の統計物理。
原 啓明(翻訳):1961年 山口大学理学部卒業、東京工業大学大学院博士課程単位取得退学。東北大学助教授・教授などを歴任。理学博士。
小幡 常啓(翻訳):1971年 電気通信大学工学部卒業、金沢大学大学院修士課程中退。群馬工業高等専門学校助教授・教授などを歴任。
岡村 好庸(翻訳):1973年 神戸大学理学部卒業、ニューヨーク州立大学大学院博士課程修了。宇部工業高等専門学校助教授・教授などを歴任。Ph.D.
鈴木 彰(翻訳):1973年 東京理科大学理工学部卒業、英国レディング大学大学院博士課程修了。東京理科大学助教授・教授などを歴任。東京理科大学名誉教授、Ph.D.
内容
ニューヨーク州立大学での講義を元にして懇切丁寧に書かれた“Statistical and Thermal Physics”(1986年刊)の第II部を翻訳。本書では、おもに量子統計力学、相転移および輸送現象を議論する。
記述にあたっては、普通であれば予備知識として読者に期待すべき事柄も初歩から十分に説明し、また著者が適当と判断した題材については高いレベルの点まで省略せずに詳しく丁寧に解説しているので、教科書としても、また独習書としても好適である。なお翻訳にあたって、著者により、6.14節が新しく書き直され、また新しい問題が少数追加されている。
姉妹書に、原書の第I部を翻訳した『統計熱物理学』(ISBN 978-4-7853-2037-9)がある。