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レクチャー量子力学<2> 4つの基本原理から導く
石川 健三
著
発行年月 |
2020年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
11p,262p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/理工学/物理学/理論物理学 |
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ISBN |
9784785322663 |
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商品コード |
1031471905 |
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NDC分類 |
421.3 |
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本の性格 |
テキスト |
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新刊案内掲載月 |
2020年05月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031471905 |
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著者紹介
石川 健三(著者):北海道大学名誉教授、理学博士。1976年 東北大学大学院理学研究科修了。米UCLA研究員、独DESY研究員、米CUNY研究員、北海道大学助教授・教授などを歴任。専門は素粒子論、物性理論。主な著書に『レクチャー量子力学(I)』(裳華房)、『場の量子力学』『解析力学入門』(以上 培風館)などがある。
内容
本書は、量子力学が「重ね合わせの原理」「正準交換関係」「シュレディンガー方程式」「確率原理」という4つの基本原理を柱とすることを明らかにし、読者が量子力学の全体像を理解・把握し、自らの考えや方法で再構成できるとともに、多様な応用をできるようになることを目標にした。
基礎編ともいうべきⅠ巻に引き続きII巻では、準古典近似(WKB近似)や変分法について述べ、シュレディンガー方程式の理解を深めるとともに、これらを同種粒子の多体系に拡張する。その後、第4原理を加えた4つの原理から導く状態遷移の諸問題を解説した。また、最後の章では、現代物理学の最先端のテーマの一つである量子情報を取り上げ、その基礎的な知識を解説した。