丸善のおすすめ度
クロロフィル~構造・反応・機能~
三室 守,
垣谷 俊昭,
民秋 均
著
発行年月 |
2011年03月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
16,305p |
---|
大きさ |
21cm |
---|
|
ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/生物学/植物学 |
---|
|
|
ISBN |
9784785358440 |
---|
|
商品コード |
1000199685 |
---|
NDC分類 |
471.4 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2011年05月1週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1000199685 |
---|
著者紹介
三室 守(著者):元 京都大学教授、理学博士。1949年 福岡県生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。基礎生物学研究所助手・助教授、山口大学教授、京都大学教授などを歴任。2011年逝去。
垣谷 俊昭(著者):名古屋大学名誉教授、工学博士。1941年 大阪府生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科博士課程修了。京都大学助手、名古屋大学助手・助教授・教授、名城大学教授などを歴任。
民秋 均(著者):立命館大学教授、理学博士。1958年 京都府生まれ。京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了。京都大学助手、立命館大学助教授を経て現職。
内容
木々や草花、さらには海洋中での光合成を支えるクロロフィルは、私たちの命を繋ぐ源である。そのクロロフィルに関して、とくに日本で様々な新規分子が発見・同定されて新知見が拡がる一方、光合成生物を利用した環境修復やがん治療への応用研究などが始まっている。
本書では、クロロフィルについてその基礎から応用までを解説した。生物学的な機能を中心とした記述ばかりではなく、物理学、化学の面からも踏み込むことによって、物質としての性質を明らかにすることを試みた。
また、同一測定条件下での代表的なクロロフィルの吸収スペクトルをはじめ、クロロフィル類の正確な吸収極大の位置やモル吸光係数などのデータ、さらに定量法や入手法等を掲載するなど、付録情報も充実させた。
本書の姉妹書に『カロテノイド -その多様性と生理活性-』(高市真一 編集)がある。