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行動遺伝学入門~動物とヒトの“こころ”の科学~
小出 剛,
山元 大輔
著
発行年月 |
2011年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
10p,217p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/生物学/遺伝学 |
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ISBN |
9784785358471 |
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商品コード |
1005337644 |
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NDC分類 |
467 |
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本の性格 |
テキスト |
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新刊案内掲載月 |
2011年12月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1005337644 |
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著者紹介
小出 剛(著者):国立遺伝学研究所准教授、医学博士。1961年 愛媛県生まれ。大阪大学大学院医学研究科博士課程修了。ケンブリッジ大学研究員、国立遺伝学研究所助手・助教授などを経て現職。
山元 大輔(著者):情報通信研究機構未来ICT研究所室長、東北大学名誉教授、理学博士。1954年 東京都生まれ。東京農工大学大学院農学系研究科修士課程修了。三菱化学生命科学研究所研究員・室長、科学技術振興事業団 山元行動進化プロジェクト総括責任者、早稲田大学教授、東北大学教授などを歴任。
内容
行動遺伝学は、これまで多くの研究者だけでなく一般の人々の興味も引き付けてきた。行動に遺伝的要因が関与していることがわかってから、あるいはそれ以前からも、ヒトの性格は親に似たりすることがあるのだろうかと思いを巡らす人も多かっただろう。また、身近な動物、たとえば犬や猫をみて、その行動の特徴の顕著な違いをもたらす遺伝的な仕組みは何だろうと思う人も多いかもしれない。このように、行動遺伝学は、これまで多くの人がペットや家畜動物、野生動物、さらにはわれわれヒト自身を見ながら感じていた疑問を解き明かそうとするものである。
本書は、そのような行動遺伝学をこれから学んでみたいと思う人が、まずこの研究分野の全体像を把握する上で必要な情報を得られることを目標にして企画した。少しでも多くの人が行動遺伝学の門をたたくきっかけとして、本書が役立てば幸いである。