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日本社会と継承語教育~多文化・多言語環境に育つ子どもたち~

松永 典子, 郭 俊海, 柳瀬 千惠美  編
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価格 \3,960(税込)         

発行年月 2025年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 6p,217p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/言語学/言語教育・教授法
ISBN 9784798503820
商品コード 1040171913
NDC分類 807
基本件名 言語教育
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2025年05月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040171913

著者紹介

松永 典子(編者):九州大学名誉教授。九州大学・博士(比較社会文化)。高校教諭時代の青年海外協力隊(マレーシア・日本語教師)参加が多文化・多様性の豊かさや楽しさを知る原点となり、日本語教育、多文化共生教育に携わる。地域社会との連携活動を通して日本語指導が必要な児童生徒対象の教育研究会に参加する機会を得、子どもの日本語教育、継承語教育について学ぶ。それが縁で、「児童生徒等に対する日本語教師研修」(文化庁・現文部科学省)の運営委員やコーディネーター等、子どもの日本語支援者養成に関わる。日本社会の将来を支える子どもの教育、とりわけ日本社会の包摂性を高めるためには継承語教育が重要であると考える。
郭 俊海(編者):九州大学留学生センター教授。シンガポール国立大学・Ph.D(応用言語学)。二人の子どもはシンガポール生まれ、家族とともに多様な言語や文化に囲まれた生活を送る中で、多様な言語や文化への関心を深めた。家族と来日後、家庭では母語と日本語のバイリンガル教育を実践しながら、福岡市中国人コミュニテイの週末母語学校の運営にも関わるなど母語・継承語教育の実施に取り組むが、その難しさや重要さを痛感。大学院の授業では、この課題が日本社会全体にとって重要であることを認識し、院生たちとともに多言語教育や継承語教育に関する議論を深めている。
柳瀬 千惠美(編者):元九州大学大学院比較社会文化研究院特別研究者。九州大学・博士(学術)。津田塾大学学芸学部国際関係学科卒後、教職等を経て、1992年から20年あまり中国北京市在住。中国人元夫との間に生まれた2人の子どもの育児で国際結婚家庭特有の問題に悩むが、「中国人男性と結婚した日本人女性の会」と出会い、同じ悩みを抱えた人たちとの交流が始まる。そこで子どもに日本語や日本文化を伝えたいという母親が集まり子ども会活動を始め、現在もその活動は健在である。自身の子育てを振り返る中で「継承語」という言葉を知り、継承語に関わる母親たちの経験を役立てたいと考え、九州大学大学院に進学。学位取得後も継承語の研究に専念するため特別研究者として在籍、現在に至る。

内容

日本で過去最多となった350万人を超える在留外国人。彼らと母国とをつなぐ継承語や母語・母文化は、当事者やその家族、民族にとってのみならず、いまや日本社会にとっても重要な言語的・文化的資源となっている。そのことを様々な事例をもとにひも解いていくことが、本書のねらいである。継承語と継承語教育について、法制度・政策、文学・心理学、言語習得・学習動機、異文化コミュニケーション、継承語教育理論、教育実践、人権といった様々な領域から切り込んでいく。 

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