著者紹介
小俣 よしのぶ(著者):筑波⼤学⼤学院修了(体育学修⼠、野球コーチング論研究室)後、筑波⼤学⼤学院⾮常勤研究員や競技スポーツのフィジカルトレーニング指導、⾼等教育機関教員、⼤学や専修学校におけるコーチ・トレーナー教育に携わる。
現在、いわきスポーツクラブ(いわきFC)アカデミーアドバイザー、ドームアスリートハウスアスレティックアカデミーアドバイザー、筑波⼤学スポーツ環境デザインR&Dプロジェクト室/Waisportsジャパン研究員、⼀般財団法⼈⽇本スポーツ推進機構(NSPO)アドバイザーなどを務める。
育成システム、競技スポーツの一般トレーニング学の研究を専門とし、その知見を活かし野球指導者講演会や北海道⽇本ハムファイターズアカデミーコーチ研修、日本レスリング協会指導者研修などを行っている。
内容
「うちの子、運動神経が悪くて…」と悩む親御さんへ
ジュニア年代の育成トレーニングにおける第一人者が教える
スポーツ万能、運動ができる子どもにするための方法。
取り組むべきは、スポーツ上達に欠かせない
基礎体力運動能力を向上させること
「たくさん遊んで、体を動かすことが大事!」
【本書の内容】
第1章運動体験が低下している子どもたち
小中学生に多い、ロコモティブシンドローム
取り組むべきは、基礎体力運動能力の向上
指導をする大人に、正しい知識が必要
第2章子どもの頃にすべきこと
運動が上手になるための前提条件となる「姿勢」
運動神経に良いも悪いもない
遊びのような運動をすることが重要
第3章成長のメカニズム
暦年齢と生物学年齢
マルチスポーツとシーズン制スポーツ
運動の中で認知と判断をする
第4章スポーツ万能の子どもを育てるために
運動やスポーツ上手な子どもとは
体力運動能力と学業との関係
子どもの仕事は「遊び」
第5章スポーツ界の育成の現状
育成システムの問題
育成と選抜の違い
第6章いわきから日本の育成スタンダードを変える
いわきFCでの取り組み
スポーツで豊かな社会を実現
将来性やタレント性