全員補欠全員レギュラー~少年野球界の常識を覆す育成指導論~
中山 典彦
著
発行年月 |
2021年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
222p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/スポーツ・健康科学/スポーツ・健康科学 |
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ISBN |
9784801929364 |
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商品コード |
1033663142 |
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NDC分類 |
783.7 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033663142 |
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著者紹介
中山 典彦(著者):中山典彦●なやかま・のりひこ
1965年5月28日生。東京都出身。東北高校では2年春、2年夏、3年春と3季連続で甲子園に出場。2年秋には明治神宮大会で優勝を果たす。東北高校卒業後は中央大学に進み、硬式野球部で4年間を過ごす。その後、飲食業界を経て2008年、高校時代の同期である宍戸鉄弥氏とともに浦和ボーイズを設立。「親の当番や係なし」「父母会なし」「各学年でチームを組み、全選手を試合に出場させる」「みんなで同じ練習を行う」「練習時間は短く、あえて9時集合」など少年野球界の常識を覆すチーム運営で注目を浴び、2010年以降、部員数が1学年25名を下回ったことがない。またこういった運営方針が評価され、2019年、2020年と2年連続で『ベストコーチングアワード』の最高位である三ツ星を受賞。2021年秋の時点での部員数は2年生60名、1年生50名。初の全国大会出場へ向け、100名を超える選手たちが現在も精力的に活動中。
内容
人間力を育む、非・勝利至上主義!
全選手を試合に出場させる
大会前でもみんなが同じ練習を行う
練習時間は短く、あえて9時集合
親の当番や係なし、父母会もなし
野球だけではなく、勉強も両立させる
中学野球の取り組み方がその後の人生を左右する!
著者は、以下のように述べています。
私は、「子供たちに野球の楽しさを教えたい」と思って指導を続けています。だから、うまい選手だけを試合に出すのではなく、すべての選手を試合に出場させる方針でチームを運営しています。大会前であっても、全選手が同じ練習メニューをこなします。こういったことをチーム創設以来、ずっと続けています。その結果として、野球人口を増やすことにちょっとでも貢献できればなおいいと思っています。
本書を記した大きな理由は、全国から恥ずかしい指導者をなくし、たくさんの子供たちに野球というスポーツを心の底から楽しんでほしいからです。そのためには、球児のお子さんを持つ保護者のみなさんの考え方を変えてもらう必要もあるかもしれません。
2008年に4名からスタートした浦和ボーイズが、2021年現在それほど強いチームではないのに、なぜ部員数150名を超える大所帯となったのか。本書を読めば、その理由がおわかりいただけると思います――本文より
■目次
第1章 浦和ボーイズ誕生~楽しくやって何が悪い~
心臓の病が発覚~野球に救われた命~/最初は部員4人からスタート~楽しくやって何が悪い~/私は落ちこぼれ~自分らしく生きる~ ほか
第2章 私の野球人生は東北高校から始まった~恩師・竹田利秋先生との運命的な出会い~
2年秋から負け知らずでセンバツに出場/投げるイップスだけでなく、打つイップスも経験/私にとって必要だった「大学時代の失敗」 ほか
第3章 中山流指導論~指導者は選手の見本であれ~
負けていいじゃないか~負け癖が付く、付かないは指導者次第~/本気で叱る、本気でほめる/根性論はもういらない~日々の生活での継続こそが大切~ ほか
第4章 なぜ浦和ボーイズには選手が集まるのか?~私たちのチーム運営方法~
父母会はないが、全選手を我が子だと思ってほしい/各学年でチームを組む/行きたい高校に進むには学校の勉強もしっかりと ほか
第5章 どこに進学しても通用する選手になる練習
長時間練習はいらない~選手の体の成長が第一~/正しい投げ方は言葉で説明せず、体で覚えさせる~浦和ボーイズのキャッチボール~ ほか
第6章 これからの中学野球を考える
中学時代は引き出しを増やす時期/指導者こそ、レベルアップしよう~野球は、人生をよくするための手段である~/いいチームを見分けるポイント ほか