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奥羽怪談 鬼多國ノ怪(竹書房怪談文庫 HO-557)

黒木 あるじ, 小田イ輔, 葛西俊和, 鷲羽大介, 大谷雪菜, 卯ちり, 菊池菊千代, 高田公太, 月の砂漠, 鶴乃大助  著

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価格 \748(税込)         

発行年月 2022年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 223p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784801931152
商品コード 1034318402
NDC分類 913.68
基本件名 小説(日本)-小説集
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034318402

著者紹介

黒木 あるじ(著者):黒木あるじ (くろき・あるじ)

『怪談実話 震』で単著デビュー。「黒木魔奇録」「無惨百物語」各シリーズ、『怪談実話傑作選 弔』『怪談実話傑作選 磔』『怪談売買録 拝み猫』『怪談売買録 嗤い猿』など。共著には「FKB饗宴」「怪談五色」「ふたり怪談」「怪談四十九夜」「瞬殺怪談」各シリーズ、『奥羽怪談』『未成仏百物語』『実録怪談 最恐事故物件』『黄泉つなぎ百物語』など。小田イ輔やムラシタショウイチなど新たな書き手の発掘にも精力的だ。他に小説『掃除屋 プロレス始末伝』『葬儀屋 プロレス刺客伝』『小説 ノイズ【noise】』など。
小田イ輔(著者):小田イ輔 (おだ・いすけ)

宮城県出身・在住。「実話コレクション」「怪談奇聞」各シリーズ、共著に「怪談四十九夜」「瞬殺怪談」各シリーズ、『未成仏百物語』『奥羽怪談』など。原作コミック『厭怪談 なにかがいる』(画・柏屋コッコ)も。
葛西俊和(著者):葛西俊和 (かさい・としかず)

青森県出身。実家はリンゴ農家を営む。怪談蒐集にいそしむ傍ら、青森県の伝承や民話、風習についても情報を集めている。単著に『降霊怪談』『鬼哭怪談』、共著に「怪談四十九夜」「瞬殺怪談」各シリーズ、『怪談実話競作集 怨呪』『獄・百物語』『奥羽怪談』など。
鷲羽大介(著者):鷲羽大介 (わしゅう・だいすけ)

岩手県出身。非正規労働者として貧困に喘ぎながら、怪異の蒐集と分析に乏しいリソースを注ぎ込み続ける。「せんだい文学塾」代表。共著に「江戸怪談を読む」シリーズ『猫の怪』『皿屋敷 幽霊お菊と皿と井戸』、「怪談四十九夜」「瞬殺怪談」各シリーズ、『奥羽怪談』など。
大谷雪菜(著者):大谷雪菜 (おおたに・ゆきな)

福島県出身。第三回『幽』怪談実話コンテスト優秀賞入選。ウェブを中心にライターとして活動中。共著に「怪談四十九夜」シリーズ、『奥羽怪談』『実録怪談 最凶事故物件』『世にも怖い実話怪談』など。
卯ちり(著者):卯ちり (うちり)

秋田県出身。二〇一九年より実話怪談蒐集を開始し、怪談最恐戦二〇一九東京予選会出場をきっかけに怪談語りも並行して活動。『怪談のシーハナ聞かせてよ 第弐章』出演他。共著に『呪術怪談』『怪談最恐戦2020』『怪談最恐戦2021』など。
菊池菊千代(著者):菊池菊千代 (きくちきくちよ)

宮城県出身・福島県育ち・岩手県北上市在住。ホラービデオマニアの母の影響で、幼少期から怪談に傾倒。共著に『実話怪談 犬鳴村』『怪談最恐戦2020』『怪談最恐戦2021』。
高田公太(著者):高田公太 (たかだ・こうた)

青森県弘前市出身・在住。新聞記者を生業とする傍ら、県内外の実話怪談を取材執筆する中堅怪談作家。主な著作に『恐怖箱 青森乃怪』『恐怖箱 怪談恐山』、共著に『青森怪談 弘前乃怪』『東北巡霊 怪の細道』『奥羽怪談』『煙鳥怪奇録 机と海』など。
月の砂漠(著者):月の砂漠 (つきのさばく)

血圧高めで恐妻家の放送作家。大学で佐々木喜善や柳田國男の民俗学に触れて以来、東北地方の民話や妖怪を個人的に研究し続けている。最近、少しだけ津軽三味線を練習中。第四回「上方落語台本大賞」で大賞受賞。共著に『実話怪談 犬鳴村』『実話怪談 樹海村』『実録怪談 最恐事故物件』『怪談最恐戦2021』など。
鶴乃大助(著者):鶴乃大助 (つるの・だいすけ)

怪談好きが高じて、イタコやカミサマといった地元のシャーマンと交流を持つ。いかつい怪談ロックンローラー。弘前乃怪実行委員会メンバーであり、津軽弁による怪談イベントなどを県内外で精力的に行う。共著に『青森怪談 弘前乃怪』『奥羽怪談』など。

内容

戦慄の東北怪談実話、再臨!

【青森】迎え火に誘われた霊
【岩手】遠野の馬頭観音の呪い
【秋田】本物のなまはげが現れ…
【山形】鬼を迎える奇怪な家
【宮城】海から現れる河童
【福島】蓮池の底にある異界

東北6県に所縁のある怪談作家が集った実話怪談集第2弾。

・港町にあった古本屋は地震の時に流され…「絆」(宮城県)
・名物アイスの露店販売員が見た奇妙な車「時をかけるアイス」(秋田県)
・赤面山のハイキング中に起きた怪異「山の音楽会」(福島県)
津軽錦絵の絵師が描いて欲しいと依頼されたのは…「神鎮」(青森県)
・マタギが山の中で踏み入ってしまったとある場所「隠し沢」(岩手県)
・鬼を歓待する風習がある家でのその後「鬼の宿」(山形県)
――など、人知を超えたモノたちが跋扈する土地の怪異の数々を収録。

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