著者紹介
森野美夜子(著者):森野 美夜子 Miyako Morino
1966年生まれ。仙台市出身・在住。技術職を早期退職し、悠々自適の日々。曽祖父の代からの仙台人で「どんと祭」の火にあたらないと一年が始まらない。仙台で見たり聞いたりした怪異を書き記す。
藤田りんご(著者):藤田りんご Ringo Fujita
1969年生まれ。某編集プロダクション所属。神奈川出身・東京都在住。定義山の油揚げと、蔵王きつね村が大好き。今回は仙台を外から見た視点で書き記した。
久田樹生(著者):久田樹生 Tatsuki Hisada
1973年生まれ。実録怪異ルポ、映画、テレビ、ラジオなどのノベライズ、他にて活動中。代表作に『牛首村〈小説版〉』ほか東映「村」シリーズ、近刊共著に『「超」怖い話 卯』『職罪怪談』(以上、竹書房)などがある。
内容
怖いのに、惹かれる!
歴史ロマンと美しき自然に宿る怪、杜の都のご当地怪談
地元を知り尽くした仙台出身在住の著者と
怪談を集めて全国行脚するルポルタージュ怪談作家が徹底調査!
【青葉区】仙台藩刑場跡、お化けトイレの魔
【宮城野区】謎の耳鳴りに襲われる与兵衛沼
【若林区】津波で流された地に残る狐塚の怪
【太白区】秋保大滝の遊歩道に出る父子の霊
【泉区】一家惨殺の噂から生まれた幽霊屋敷
東北地方唯一の政令指定都市、仙台市のご当地怪談集。
五区それぞれの怪奇スポットや本当にあった怪異事件、恐怖体験談を大収録!
仙台藩刑場跡にあった琵琶首公衆便所で頻発した水の怪(青葉区)
江戸時代に六道の辻があった北目町ガード付近。
トンネルを東側に向かって潜ると、霊が背中に乗ってきて…(宮城野区)
お狐様の結界か?津波から唯一守られた狐塚の怪(若林区)
秋保大滝の遊歩道で聞こえる霊の会話。
不動尊の絵馬に書かれた戦慄の内容との因果(太白区)
一家惨殺事件の噂が先行し心霊スポットになってしまった空き家。
だが、やがて噂通り霊が現れ家族を形成していき…(泉区)
他、歴史ロマンと豊かな自然に抱かれた杜の都の怪を徹底調査!