煙鳥怪奇録~ののさまのたたり~(竹書房怪談文庫 HO-638)
煙鳥,
高田 公太,
吉田 悠軌
著
綿貫 芳子
イラスト
発行年月 |
2023年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
239p |
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大きさ |
15cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784801937536 |
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商品コード |
1036426996 |
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NDC分類 |
913.6 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036426996 |
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著者紹介
煙鳥(著者):◎編著者・怪談提供
煙鳥 Encho
怪談収集家、怪談作家、珍スポッター。「怪談と技術の融合」のストリームサークル「オカのじ」の代表取り締まられ役。広報とソーシャルダメージ引き受け(矢面)担当。収集した怪談を語ることを中心とした放送をニコ生、ツイキャス等にて配信中。VR技術を使った新しい怪談会も推進中。2022年、自身の名を冠した初の怪談集『煙鳥怪奇録 机と海』をを吉田悠軌、高田公太の共著で発表。シリーズ続巻に『煙鳥怪奇録 忌集落』『煙鳥怪奇録 足を喰らう女』がある。その他共著に『恐怖箱 心霊外科』『恐怖箱 怨霊不動産』『恐怖箱 亡霊交差点』(以上、竹書房)。
高田 公太(著者):◎共著者
高田公太 Kota Takada
青森県弘前市出身、在住。O型。元・新聞記者。主な著作に、恐怖を追求しつくした最新作『絶怪』の他、地元青森の怪を集めた『恐怖箱 青森乃怪』『恐怖箱 怪談恐山』、編著者として自身が企画立案した『実話奇彩 怪談散華』『青森怪談 弘前乃怪』、その他共著に『奥羽怪談』『東北巡霊 怪の細道』、加藤一、神沼三平太、ねこや堂との共著で100話の怪を綴る「恐怖箱 百式」シリーズ(以上、竹書房)など。2021~22年にかけて、Webで初の創作長編小説「愚狂人レポート」を連載した(https://note.com/kotatakada1978/)。
吉田 悠軌(著者):◎共著者
吉田悠軌 Yuki Yoshida
怪談サークルとうもろこしの会会長。怪談の収集・語りとオカルト全般を研究。著書に『中央線怪談』『新宿怪談』(竹書房)『現代怪談考』(晶文社)、『オカルト探偵ヨシダの実話怪談』シリーズ(岩崎書店)、『一生忘れない怖い話の語り方』(KADOKAWA)、「恐怖実話」シリーズ『怪の遺恨』『怪の残滓』『怪の残響』『怪の残像』『怪の手形』『怪の足跡』(以上、竹書房)、『怖いうわさ ぼくらの都市伝説』シリーズ(教育画劇)、『うわさの怪談』(三笠書房)、『日めくり怪談』(集英社)、『禁足地巡礼』(扶桑社)、共著に『実話怪談 牛首村』『実話怪談 犬鳴村』『怪談四十九夜 鬼気』『瞬殺怪談 鬼幽』(以上、竹書房)など。月刊ムーで連載中。オカルトスポット探訪雑誌『怪処』発行。文筆業を中心にTV映画出演、イベント、ポッドキャストなどで活動。
内容
「かげさん、どした?」
「山口さん家入って人が死んだ」
「かげさん、今日は?」
「宮前さん家入ってまた死んだ」
「かげさんって誰なの?」
「ののさま」
子どもに憑いて死を運ぶ〈影〉と、死亡事故が多発する道路との因果
戦慄奇怪な実話取材録!
怪談収集家・煙鳥が体験者から聞き取りした怪異を自身で綴るほか、気鋭の怪談作家二人が煙鳥に再取材する形で記す異色の実話怪談集。
・北海道で起きたヒグマの怪死事件。猟師が目撃した畏怖なる力とは…「チ・コッ・テレケ」
・アパートの部屋で男の声で聞こえる謎の単語。意味も不明だがある日、聞こえ方に変化が…「へふぁいもす」
・母方の血縁者が何人も同じ夢を見る怪現象。襖からのびてきた手が足を掴み引きずられる、その意味は…「襖」
・柱の中、壁、床下に鏡が埋め込まれていた類似の目撃情報。何かを封じているのかそれとも…「鏡柱」
・瞼の裏に浮かぶ男の泣き顔。祖母から譲り受けた形見の箪笥との因果…「瞼の男」
・幼い頃、田舎の家で出会った男の子と裏山で遊んだ記憶。大人になって疑問が…「裏返る夏」
・東北の集落で年に一度行われる男子禁制の秘密儀式。禁を破って潜入した男が見たものは…「女祭り」
・子どもの影に憑いて移動する〈かげさん〉。かげさんに入られた家からは必ず死人が出るのだが…「ののさまのたたり」
他、膨大な取材録の中から厳選した不気味で奇怪な恐怖譚24話収録!