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呪録 怪の産声(竹書房怪談文庫 HO-661)

雨森れに, 井上回転, 緒音百, 緒方さそり, おがぴー, 千稀, 高倉樹, 多故くらら, 月の砂漠, 中村朔, 墓場少年, ふうらい牡丹, ホームタウン, 宿屋ヒルベルト, 夕暮怪雨  著

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価格 \858(税込)         

発行年月 2024年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 255p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784801939288
商品コード 1037844629
NDC分類 913.68
基本件名 小説(日本)-小説集
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1037844629

著者紹介

雨森れに(著者):雨森れに
平成元年生まれ。長野県出身、埼玉県在住。二〇二〇年より執筆活動を始め、参加書籍は七冊。その他、歌詞提供など活動は多岐にわたる。実話怪談では怪異を糸として預かり、布へと織り上げるように取り組んでいる。
井上回転(著者):井上回転
二〇〇二年、山口県生まれ。幼少よりホラーや怪談、幻想小説に傾倒し、濫読の限りを尽くす。背筋の凍るような恐怖が好み。現在は大学に通う傍ら、怪談などを蒐集している。
緒音百(著者):緒音百
佐賀県出身。大学時代に民俗学を専攻して語り継ぐことの楽しさに目覚め、怪談・奇談を蒐集する会社員。参加共著に『鬼怪談 現代実話異録』『呪術怪談』他。『かぎろいの島』で最恐小説大賞を受賞し、夏頃発売予定。
緒方さそり(著者):緒方さそり
群馬県在住。O型。蠍座。趣味、深夜ラジオを聴くこと。小五の頃から超怖い話を愛読している、純情派怪談ジャンキー。本書と同日刊行の『投稿瞬殺怪談怨速』の方にも、『車ピザ』が収録されている。
おがぴー(著者):おがぴー
千葉県在住。怪談噺や地域の伝説・伝承に出てくる怪異な話が好きな薬剤師。稲川淳二ファンクラブ会員。怪談最恐戦二〇一八・大阪予選出場より怪談語りを始め、翌年から怪談マンスリーコンテストに投稿を始めた。
千稀(著者):千稀
沖縄生まれ沖縄育ち。幼少期から怪談に魅了され、学生時代から沖縄を中心に怪異を探し回っている。怪談やホラージャンルの素晴らしさを広げるべく、現在は怪奇小説執筆も行っている。別名は猫科狸。
高倉樹(著者):高倉樹
兵庫県出身。大阪教育大学社会文化研究卒。口頭伝承保存のかたわら「口伝される怪異」に興味を持ち、実話怪談の世界を知る。参加書籍『実話怪談 犬鳴村』『実話怪談 最恐事故物件』など。
多故くらら(著者):多故くらら
東京都在住。二〇二三年二月より執筆開始。東欧、北欧、アフリカから金沢、東京まで幅広く怪談蒐集中。何方かの人生の脇道や曲がり角、行き止まりの片隅に打ち捨てられていた怪奇が私にとっての大切な宝物です。
月の砂漠(著者):月の砂漠
埼玉県出身。放送作家、劇団脚本家。第四回上方落語台本大賞で大賞。第七回森三郎童話賞で最優秀賞。竹書房怪談文庫での主な参加共著に「実話怪談 怪奇島」「奥羽怪談 鬼多國ノ怪」「実話怪談 犬鳴村」など。
中村朔(著者):中村朔
鎌倉在住。データエンジニア・シナリオライターとして活動する傍ら、実話怪談の蒐集・分析を行う。現在noteにて実話怪談および、実話怪談を蒐集する大学生たちを主人公にした夜話を執筆中。
墓場少年(著者):墓場少年
愛媛県出身。コロナ禍のステイホームを機に本格的な執筆を始める。取材の際は体験者の表情を注視。軸となる怪異はもとより、心の内を描くことで血の通った実話怪談を生み出そうとしている。
ふうらい牡丹(著者):ふうらい牡丹
一九九一年生まれ、大阪在住。本業は上方の落語家。二〇一八年から マンスリーコンテストに投稿を始める。日常の足場が崩れるような、認識や記憶がずれる体験談を特に好んで蒐集している。
ホームタウン(著者):ホームタウン
実話怪談にのめり込み二〇一九年より本格的に怪談蒐集を開始。現在『杜下怪談会』『谷中怪談会』『銀座一丁目怪談』『恐点』等、都内を中心に怪談会の主催や出演など精力的に活動中
宿屋ヒルベルト(著者):宿屋ヒルベルト
一九九〇年、北海道生まれ。本職は文芸編集者。仕事でのリサーチをきっかけに怪談蒐集に目覚め、二〇二二年から本格的に執筆・投稿を始める。最近は「語りの芸」としての怪談を磨くべく怪談会にも出演。
夕暮怪雨(著者):夕暮怪雨
神奈川在住の怪談作家。怪談師のおてもと真悟と怪談ユニット・テラーサマナーズ結成。作家業だけでなく、トークイベントやYouTube•テラサマチャンネル、ポッドキャスト(誰も知らない怖い話)にて活動中。

内容

怪談新世代、誕生。

歪ゆえに、悍ましく
粗削りゆえに、鋭く
防御0、攻撃100
直球で攻め込む恐怖
思考が止まる変化球
先人への崇敬と野心
踏襲改造目指せ斬新
欲しいのは恐怖だけ


まずは読め、聞いてくれ!
新時代の恐怖60話!

怪を愛し、怪にとり憑かれ、日々怪を求めて尋ね歩く。
何か恐ろしい話、不思議な体験はありませんか、と。
助産師だけに聞こえる出産前の妊婦の腹から響く声…「産声」
社員食堂の排水に浮かぶ生き人形…「油まみれの紙人形」
閉館する写真館に保存してあったある女性の写真群。それには奇妙な点が…「家族写真」。
限界マンションに暮らす不気味な住人たちの共通点…「ご縁があったら」
母と息子の数奇な人生を繋ぐ怪…「日曜日のパンケーキ」
他、自身の体験または取材による聞き書き怪談の公募
「怪談マンスリーコンテスト」から生まれた、
新時代の作家らによる鮮烈な怪の記録60篇を収録!

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