著者紹介
田中俊行(著者):田中俊行(たなか・としゆき)
怪談・呪物蒐集家。オカルトコレクターの肩書を持つ。4年連続で日本一の怪談師を決める大会・怪談最恐戦に出場し、2021年怪談最恐位に輝く。YouTubeチャンネル「トシが行く」他、TBSテレビ「クレイジージャーニー」ほか、メディアやトークイベントで活躍中。主な著書に『呪物蒐集録』『神戸怪談』『紙呪』『あべこべ』、コミックエッセイの原作に『ぼくと呪物の奇妙な生活』など。
高田公太(著者):高田公太(たかだ・こうた)
青森県弘前市出身、在住。元・陸奥新報の記者。県内の怪異スポットを幅広く取材、魂を紡ぐ怪談作家として味わい深い郷土怪談を書き続ける。代表作に『絶怪』『恐怖箱 青森乃怪』『恐怖箱 怪談恐山』、鶴乃大助との共著に『青森の怖い話』、煙鳥、吉田悠軌との共著に「煙鳥怪奇録」シリーズ、編著作品に『青森怪談 弘前乃怪』など。
内容
「呪物」と対話する田中と「魂」の声を聞く高田
奇才と鬼才のガチンコ怪談!
おぞましく、恐ろしく、時にほろり――
「呪」と「魂」を繋ぐ「念」の奇跡
心の毛穴がぶわっと開く珠玉の怪奇取材録28!
「黒石さん」田中俊行
原因不明の火事の理由。焼け跡に転がる丸い石の謎
「師匠の形見」田中俊行
持ち主の命が削られる?形見分けで貰った忌み筆
「枇杷の木」田中俊行
土地に染み付いた怨念を吸い取って家を守る木
「鬼」高田公太
旧家の祖母宅で見た鬼。母の服を着たそれの正体
「呪・念・魂」高田公太
父の呪殺を夢見た娘。実行せずとも父に異変が…
「家族」高田公太
貧困と孤独に泣いた夜。少年の背を叩いたモノは
ほか、呪物から家族の物語まで心を揺さぶりまくる怪異談28話収録。
土を捏ねるように、或いは鉄を打つように。
絶えず「魂」に圧を加え、渾身の力で想いを、「念」を練り込む。
するとそこに「呪」が生まれる。
人の根っこから、人ならざるものが生えてくる。
この世の怪の幾つかは、きっとそこからやって来た――。